メールかRSSか?

RSSは技術的には優れているのは否定しないけど、普通のおばあちゃんやコンピュータになじみのない労働者が使うにはまだ敷居が高い、だから、まだメールが主流でいいんではないかという意見。自分のブログだって多くはメールで読んでくれていると。この手のサービスには例えばこんなのがありますね。
RSSは名前も自体が意味を成さないのと、新聞購読のようなモデルなのでちょっと判りづらいのは事実(新聞購読型配信とでも言えばいいのにね)。説明会とかでも気を遣う箇所です。10年くらい前、AppleがSystem7で「Publish&Subscribe」を「発行と引用」とか言ってましたが、技術の説明というのは「ちょっと難解」くらいが新しい香りがしてウケるのかどうかわからんか、意図的というか、言い方はあんまり進化していないように感じる。RSSそのものは紆余曲折を経ているので「もう、あれこれ言うな」という感じなんでしょうけど。

コンセント通じブロードバンド 今夏に制度改正、秋から実用化なんてニュースが先日あって、いよいよ家電コンピューティングの時代だなと思う。電気コンセントの意味は乳幼児などを除けば、日本では99%以上の人が理解できるだろう。メールはそこまではいかない。RSSはもっと限定的。コンシューマー系技術はそれとわからない状態になったときが真価を発揮すると思うのだが、キャズムというかイノベーションカーブでいうところのアーリーアダプター以降への広がりと、「技術むき出し隠蔽度」とのちゃんとした理論みたいなものってあるような気がする(知らないだけか?)。技術そのものを発見したり、露出したい人々は一杯いるのだけど、技術を隠蔽したいと思っている人は少ないなと思う、今日この頃。

A VC: Email vs. RSS (continued):
I have been saying that RSS is too hard for the average person and that email is still the best way to get your content delivered to your customers, readers, etc.
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