拡大する空間

先日のGoogle Bikeの記事で「ここにもBikeの写真あるぜ」とコメントをくれたRemcoは、木曜にアムステルダムで開かれた、Benelux Google Geoday 2007でプレゼンをしたRemco Kouwenhoven(Nederkaart)その人だったと知り、ちょっとびっくり。

アムステルダムでメディアと文化を研究しているTwan Eikelenboomが、そのGeoday 2007の内容を記事にしてくれているだが、これがリンク先を含めてなかなか面白い。
Google EarthとGoogle Mapsは以前に比べ大きく前進した、と彼は言う。地図だけでなく、その上に何層もの意味を持ったレイヤーを重ねられるようになったことは空間の拡大をもたらした。この記事の中で、UCSD(カリフォルニア大学サンディエゴ校)のLev Manovich(レヴ・マノヴィッチ)教授による、The Poetics of Augmented Space:Learning from Pradaというエッセーが引用されているが、これがまた読み応えがある。

そのエッセーの中身だが、1990年代は仮想現実(VR)の時代。そして、この10年は物理的フィジカルの時代なんだそうだ。定点観測のようなビデオ監視、セル空間ネットワーク技術(GPS, PDAなどを駆使した移動体通信環境)、個々のユーザーによってカスタマイズできる情報レイヤの3要素が合わさるとどうなるかはメディアでは議論されてこなかった。さらに、
  • ユビキダス・コンピューティング
  • AR(拡大現実. 1945年にはその概念が発表されているようだ(驚))
  • タンジブル・インターフェース(物理スペースそのものをUIとして扱う)
  • ウェアラブル・コンピュータ(塚本教授の世界。こんなこともやってらっしゃるようだ)
  • インテリジェント・ビル(ビルそのものがCellアプリケーションに繋がる)
  • インテリジェント・スペース(2001年宇宙の旅のHALの世界!)
  • 文脈コンピューティング(藤元さんが言ってたAIDSUASSのハナシ)
  • スマートオブジェクト
  • ワイヤレス位置サービス、
  • センサー・ネットワーク
  • 電子ペーパー
などを前述の3要素に加えたらどうなるか? VRはあくまでシミュレーションとしての体験であって、それは現実には影響しない。しかしARは現実に対し情報を付加する。このことを掘り下げ、Black Box(1990年代)とWhite Cubeという概念で対比させて説明し、(あの有名ブランドの)PRADA NYCを例に挙げて、拡大した空間におけるARに取り組むことを提案する、といった内容のようだ。

Googleはこの空間拡大を見抜いていたか、気付いたのだろう。Google EarthだってMapsだって白地図みたいな状態ではいずれ飽きる。大西洋を泳いで渡ったとしてもね。実際の空間の拡大はMash Ups(マッシュアップ)が鍵なのだ、とTwanは述べる。そして、Remcoのプレゼンを紹介している。これは、アムステルダム周辺の飛行機騒音を「リアルタイムで」モニタリングするマッシュアップ



騒音レベルはグラフでも表示できる。



こうやってGoogle EarthやMapsとのマッシュアップによる空間拡大の魅力を説明しつつ、最後に午後に行われたワークショップの内容に触れている。リンクとして紹介されている、Google Earth workshopGoogle Maps API workshopは役に立ちそう。


さて、この記事を読んでの感想というか疑問。まず物理空間の拡大はよいとして(Googleにとっても広告空間が広がるしね)、Objectも増える、でもSubjectである我々の数は変わらないので、情報が拡散するとか質をどう考えるのか。UIに関係するのでSubjectに対しSticky(粘着)というかconcentration(集中)が前提?というのがひとつ。もう一つは、開発者の重要性というか質・量の拡大をGoogleはどう考えるかってこと。さしあたり、Larry PageとSergey BrinはSteve Ballmerみたいに叫ぶ必要があるのでは....。

とにかく、「便利だねえ」となんとなく使っている、Google EarthやGoogle Mapsの背後には結構深いテーマが隠れているのだと改めて再認識された記事だったな。

アフリカはイケる

久しぶりに食べ物ネタを。はてなダイアリーの頃はそればっかりだったのですが(汗)、今回、生まれて初めてアフリカ料理を食べに行った。場所は代々木というか、新宿のRose de Sahara。メンバーにアフリカ駐在経験者が居て、その方のお薦め、というか挑発(笑)。

怪しげな階段を上った2Fにお店はある。でも中はカフェっぽいレストラン。年齢層も様々で、サラリーマンでも安心して入れると思う。店内はアフリカの装飾グッズが展示されている。

今回はコース料理ではなくて、単品をいろいろ注文。下の写真は左がダチョウのサイコロステーキ(Ostrich Steak)、右がワニの唐揚げ(Fried Crocodile Meat)。名前だけならうぇーと思うでしょうが、これが美味!風味としては、ダチョウは牛ステーキ風で、ワニは鳥っぽい。

 

他にも、カンガルーの唐揚げ、シシカバブ、エッガー、牛肉とほうれん草の激辛シチュー(ピタパン付)といったところを食す。デザートは「燃えるキリマンジェロ」を注文。店内の明かりが消え、「ん、誰かお誕生日?」と思いきや、オッサン達(自分達)のテーブルでメレンゲを燃やすショーが。つまり、焼きアイスね。



リーズナブルなお値段で非日常を体験できて、とっても満足。アフリカ料理を語るには、この10分クイズをクリアしてからだという声もあるけどね。

*参考*

Google Bike

Google Europe, Africa, Middle East(中東)が、2000人の社員にGoogleロゴ入りの自転車&ヘルメットを配布したって。Alternative Transportation Day記念だそうだ。羨ましい...。
Google offers free bicycles to staff | Technology | Guardian Unlimited Technology:
Google is improving its green credentials by offering all of its employees a free bike to ride to work.

The bikes, manufactured by Raleigh Europe, will be offered to around 2,000 permanent employees of the search engine giant in Europe, the Middle East and Africa. All of the bikes - plus free helmets - will be branded with the Google name.
Google ItalyのオフィシャルブログGoogle Blogoscopedの記事に各々写真が掲載されている。うー、ええなあー、イタリアのヒト、とっても嬉しそう...。FOTUNE誌の「働きたい会社No.1」のことだけはある。

なんとか入手する道は?と思って探したら、コレが見つかった。

Google bikeGoogle bike Hosted on Zooomr

お、これも(・∀・)イイ!
Google製自転車用ジャージもあるでよ。

連日の騒ぎ - キャシーへの脅迫

Blogosphereは、まさに昨日から今日にかけ、Kathy Sierra(キャシー・シエラ)に対する殺人予告で大騒ぎになっている。Kathyは、Javaインストラクターを教育するSun Microsystemsのマスタートレーナーで、JavaRanchの創設者。彼女はETechのプレゼンをキャンセルした。理由は彼女のブログCreating Passionate Usersおよび他の2つのサイト、meankids.orgとunclebobism.wordpress.comで行われた死の脅迫だ。
Creating Passionate Users: Death threats against bloggers are NOT "protected speech" (why I cancelled my ETech presentations):
I have no idea if I'll ever post again. I suspect I will. But for now, I have a lot to rethink.
そして最後に「ブログを止めようかなー」と。

ここから怒りや激励コメントが殺到。TechMemeでも怒涛の言及ブログの数々。中でも、Robert Scobleは大激怒。問題のサイトで彼や友人のことも話題になっていたらしい。そして「殺人予告や性的な攻撃などからオレ達は安全であるべきだ。特に他のブロガーからの!オレはKathyの記事を読んだあと病気になった。(しばらく)ブログは書かん!」と1週間の休み宣言。ただし、「インターネット・カルチャーにはうんざりだ」と言いつつも、
Taking the week off « Scobleizer - Tech Geek Blogger:
We have to fix this culture. For the next week, let’s discuss how.
と状況改善に向けた意思も表明している。

一方、Frank PaynterやChris Lockeを筆頭に、彼女を攻撃した疑いのあるブロガー達は他のブロガーやジャーナリストによって追求を受けている。そんな中、死を示唆するアイコラを投稿したJoeyと名乗る人間がKathy のブログにコメント。
Creating Passionate Users: Death threats against bloggers are NOT "protected speech" (why I cancelled my ETech presentations):
Kathy,
You are taking this entirely out of context. I am 'Joey'. You have my IP address and I'll gladly give you contact information.
「お門ちがいだ。自分はKathy ではなく、他の人に向けて言ったまで」ということなんだが、これが本当に本人が書いたかどうか定かでないし、とにかく火の手はまだ治まっていない。日本では、 i d e a * i d e aさんが昨日の時点で触れているのが最初みたい。いずれ、メディアがサマってくれることを期待しよう。

そういえば、3月23日の情報通信政策フォーラム(ICPF)で匿名実名に関する議論があったようだが、米国はインターネットに対する期待値の部分が大きいだけに、インターネットの良さをスポイルする動きへの怒りも一層大きいような感じだ。彼らのことだ。予防論やスルー能力というだけではなくて、具体的にブログをはじめとする各種ツールに、悪意をブロックするための何らかの取り組みが始まるのではないかな。

*Updated 3/29/2007*
今の状況だが、Chris LockeかAlan Herrellが背後に居たという話になり、Doc Searlsに送られたAlanからのメールが公開されている。なんとここで、IDをクラックされていたという告白。
The Doc Searls Weblog : Tuesday, March 27, 2007:
I am no longer me. My main machine despite my best efforts has been hacked, my accounts compromised including my email. and has been disconnected from the internet.
How did this happen? When did this happen? shit doc, i don't have a fucking clue. I thought i was pretty sharp. I guess not.
よって、なりすましによる第3者による荒らしかということで、Where do we go from here? (どうしたらいいんだよう)との展開。Kathy Sierraは依然、ブログを再開してはいない。


*Updated 4/1/2007*
以下の3つの展開を押さえておく。まず、SF Chronicleのスタッフによる記事。構造的な問題との認識だと思う。
ついで、オライリーが「ブロガーの行動規範」のための呼びかけを掲載。
そして、「ジャーナリズムがなぜ重要か」というタイトルで、公平さ・正確さ・責任能力を持たない人々が出版のような力を得ることの問題とジャーナリズムの存在意義について書いている(ブログを否定しているわけではないし、ジャーナリストも間違うことがあると断っている)。

SF Chronicleにまつわる騒ぎ

ついに崩壊の第一波が来るのか? いやいや、煽る意図はないんですが...。

SF Chronicleサンフランシスコ新聞, Internet版はSFGate.com)がヤバイという噂でちょっと騒がしい。編集長のPhil Bronsteinがスタッフに「ニュースビジネスが壊れて、誰も解決する方法を知らない」という緊急ミーティングを最近開いたことを話したようだ。伝えられるところでは、ベイエリアの複数の新聞社は記者達のレイオフを計画しているとのこと。
O'Reilly Radar > SF Chronicle in Trouble?:
I hate to play Valleywag, but I'm hearing rumors that the San Francisco Chronicle is in big trouble. Apparently, Phil Bronstein, the editor-in-chief, told staff in a recent 'emergency meeting' that the news business 'is broken, and no one knows how to fix it.' ('And if any other paper says they do, they're lying.') Reportedly, the paper plans to announce more layoffs before the year is out.
そもそものネタ元はあのO'Reilly。これをDave Winnerが「誰もがジャーナリストになる時代を想定し、ジャーナリズムの基本原則を教えるべく学校をリフォームせよ」「紙面での引用(Quote)を使って、ブロガー達を囲い込め」と書いて、さらにRobert Scobleが「Newspapers are dead…」とやった。
How many future journalists are being trained for the online world?
I can tell you how many: zero.
そして、83のコメントが続く。
  • ジャーナリズムはブログやDiggなんかとは違う。もっと深いんだ
  • 死んだのは紙の新聞であって、ニュースそのものではない
  • 学校のメディア部教授陣は1960年代のままだ。デジタル拒否だ
  • アメリカだけだろ。インドでは関係ない
  • NYでは100年前、100種類の新聞があったが、今は2.5だ
  • マイクロソフト長すぎたんじゃない?集約されてるだけで死んだのではない
  • 新聞は世の中にガチガチに食い込んでて簡単には死なない。インターネットは代用にはならぬ
  • 風評被害だ
  • 新聞死すともジャーナリズムは死さず
  • etc...
Techmemeにはこの話題に言及するディスカッションの数々が列挙されている。全部読んでないけど、とりあえず、Linux Journalのシニア編集長である、Doc Searlsの11の助言は彼の以前の記事である「Newspaper 2.0」とあわせて読むと面白い。彼はその中で「記者はBloggerや市民記者のハブになれ、競合とも繋がれ」ということを言っているが、これはアリかなと思う。独自のニュースソース、ブレーンを抱えることは記者にとっては自らを守ることになるだろうし、予定調和的な今の記事と比べればはるかに読み甲斐がありそうだ。

ところで、このブログへは昨年2月の「新聞離れが急激に進む」という記事への検索結果でこられる方が結構多いのですが、今回の一連のやりとりを調べられるといろいろ参考になるのではないかと思いますです。

*Updated*
てなことを書いてたら、あのライフ誌が昨日廃刊したらしい。まあ、新聞ではないですが...。
On Paper, Time Puts an End to Life - washingtonpost.com:
Time Inc. pulled the plug on its venerable nameplate yesterday for the third time in 35 years, saying it no longer makes sense to print the publication as a magazine. Instead, the company said it will launch a 'major portal' online to host its millions of award-winning photographs.
ライフ誌は1972年に一回廃刊になってて、今回が2回目の廃刊。主たる理由はやはり広告収入減だ。

Zimbra Desktop Alpha

zimbraOutlookにとてもよく似たユーザー・インターフェースを持つ、Web 2.0アプリケーションZimbraがデスクトップ版のアルファを公開した。

メニューのZimbra Desktopというところからダウンロードできる。Windows以外にMac版とLinux版も用意されている。
Zimbra on your Desktop:
Zimbra Desktop is the next generation leap forward for Web 2.0 applications- now you can have Zimbra's Ajax-based collaboration experience online and offline. That means when you are out of the office without a connection (say, in a plane, train, or automobile), you can keep working without missing a beat. Write email, add new appointments, edit documents and when you re-connect changes will be automatically synced to the Zimbra Server..
Desktop版をインストールすると、クライアントPC(つまり自分のPC)内で、小さなWebサーバーとサーバー同期プログラムが実行される。実行構造で書くとこんな感じか。

オンライン時
[Zimbra Server] ----------[Browser]

オフライン時
[Zimbra Server]-----------[Client][WebServer]-----[Browser]

面白いのは、Read/Write Webでも指摘している通り、あくまでWebインターフェースのまんまであること、というか、オフラインでもAjaxアプリのまんま。ユーザーとしては戸惑うことがないだろう。今のところ、サーバーはZimbra Serverだが、POP/IMAP4もサポートするようだ。

これ以外に「Toaster」という、GMail Notifierのようなモジュールも任意でインストールできるようになっている。Outlookみたいにメール到着時に半透明で下のようなウィンドウが表示される。

toaster

先日話題になったAdobe's Apolloは、ブラウザレスのFlash/Flexアプリという形でDesktop/Web統合を指向する。ただし、どちらがユーザーに受け入れられるかというより、むしろいずれも脱ローカルOSという意味で補完し合う関係と見るのがよさそうだ。

*Related Posts*

諸君

諸君。IDCによる予測では、GoogleかYahooがsalesforce.comを買うかもしれないとしている。
Will Google Buy Salesforce.com?:
He predicted Google (Quote) or Yahoo (Quote) would purchase the firm as a way of moving upstream into the enterprise market from their consumer roots. The notion flies in the face of Google's own feelings on the subject.
日本語版記事はこちら。Forrester Reseachの主席アナリストCharlene Li氏はGoogleは消費者寄りだと否定的な見解だし、GoogleのDavid Girouard(ビジネス部門長)も消費者指向でないものは興味が半減すると述べている。

少数派の諸君。僕はこれはGoogleが三味線を弾いているのではないかと思うのだ。何故か? 無論、彼らの目的はMicrosoftやSAPやOracleを倒すことではない。あくまで関心事は広告だ。そう、広告。

真面目な企業人は基本的には勤務中にインターネットをアクセスしない。或いは、禁止されている --- 勤務中の8時間は広告を出したい者にとってはSweet Spotなのだ。考えてみれば、After Fiveにインターネットでちょこっと広告を見てもらうより、勤務中に広告を出せれば、1人あたり8時間という大きな広告の場を得ることが出来る。対象も社員全員だったりする。

企業が許さない? 否、広告出展を許すことでITコストが下がればどうか? 表示する広告も「インテリア関係」だとか「PC関係」だとか、ある程度自社業務に関連するセグメントを絞れば、それほど目障りではないし、ニュースサイト誘導広告なら尚更だ。中小企業やベンチャーだったら、勤務時間中における広告出展を許可することによって、Salesforce.comのアプリケーションが無料ないし割引価格で使えるならば、ためらわずにそれを選択するはずだ。SOXの圧力もないし、CRMも会計アプリもタダなんだから。

他方、Office 2.0の牽引者である、itreduxのismaelはOffice 2.0 Startups Should Join the AppExchangeだと述べている。Office 2.0にとっては、群雄割拠の今の状態ではなく「選択の場」が必要だ。450,000,000人のMS Officeに対応するユーザーベースが必要だ。

諸君。Web 2.0で何かが変わると思ったら大間違いだ。所詮、Web 2.0なんか普通のユーザーにとってはAfter Fiveのお祭に過ぎない。ビジネスアプリケーションに広告モデルが導入されなかったら、MS Officeが、SAPが、OracleEBSが勝つに決まってるじゃないか。GoogleがSalesforce.comを買収し、Office 2.0企業がAppExchangeに参入する --- この2つのシナリオが合わさったとき、大きな変化が訪れるのではないかと思わないか?

最後に一応言っておく。Googleがこんな密かな企みを隠しているとしたら、Discruption指向の僕としてはビビる。競合他社もビビる。

(しかしアレ確信犯とはいえ、面白かったね)。

ドラクエワールド実写版


[source:http://jan.ucc.nau.edu/~rcb7/90moll.jpg]

これ、ドラクエのワールドマップに似てるけど違う。9000万年前の地球。Northern Arizona UniversityのRon Blakey博士(Geology:地質学)が27の時代について、地形がどうなったいたかを再現してくれているのだ。
Detailed global Paleogeography:
Global Paleogeographic Views of Earth History - Late Precambrian to Recent.
この手の図で有名なのがもう一つある。PALEOMAP Projectがそれだ。注目は未来の地球。Earth Historyから辿れるが、地殻変動の方向や速度から、
の地球の姿が描かれている。2億5千万年後は、「最終パンゲア(パンジア、Pangea Ultima)」と呼ばれている。「最終」であるのは、パンゲア状態になるのが2回目だからだろう。1回目の「パンゲア」は約2億5千万年前の三畳紀(Triassic)で恐竜が跋扈するジュラ紀(Jurassic)の前だ。これこれね。パンゲアという名称はギリシャ語で「all earth」の意味だそうだ。命名者はアルフレッド・ヴェーグナー(Alfred Wegener)で1920年に大陸移動説を唱えた本人。

ここまでくると、「生物はどうなってんの?人類は?」という疑問がわく。その答えはこれだ。

フューチャーイズワイルド 2億年後 超巨大大陸の出現
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「フューチャーイズワイルド 1億年後 しゃく熱の世界」「フューチャーイズワイルド 500万年後 氷の世界」というのもある。知る人ぞ知るというか、科学少年系なら必見みたいね。
よし、買うぞ!
ちなみに2億年後は知能を持ったイカの世界だそうだ(マジで)。見てみたいが、ムリ。

ドキュメンタリーの宝庫

docu海外ドキュメンタリー集。まあ、強いて言ってしまえば、Google Videoリンク集なのだが、短編映画フィルム集を見ているようだ。
現時点でBBC制作分など419のドキュメンタリーが整理されているが、日本の「Zelda no Video: The History of The Legend of Zelda Series」というのも登録されているよ。

以下、興味ある方だけ。

Google TechTalksの内容も登録されている。(Geo)Politics→Oil and FuelにVinod Khosla(ビノッド・コースラ)の「Biofuels: Think Outside The Barrel」というビデオがそれ。彼は今はベンチャーキャピタリストで、Sun Microsystemsの共同創始者の1人でもある。これを観たんだが、エタノール話をやっていて、ちょっとびっくりした。TechTalksにはラリー・ペイジも出ていて、自ら冒頭でビノッドを紹介している。「おー、Google創始者として本気でエタノールに興味あるの?」と思ったが、最後に司会のシュミットの質問にビノッドが「4億ドルあればカリフォルニアにエタノールポンプを設置できる。で、広告キャンペーンに3500万ドル要るんだ」と答えていて、なるほどそこかと納得(半分くらいね)。

トウモロコシ生産における窒素肥料や灌漑のコストまで含めた、エタノールのエネルギー変換効率は+(Positive)か-(Negative)かという賛否両論や家畜飼料問題との関係もある。また窒素肥料の河川や海への流出影響もあるし、遺伝子組み換えによる作付面積拡大の是非など、今の段階で100%善という単純な話ではないはず。また、ブッシュ大統領はウッドチップ等を使うセルロース系イチオシみたいだが、(日本も含め)政府が声を大にして何か言う時には裏があるというもの(笑)。ま、「Do not evil」のGoogleが本当に絡むかどうかは「?」。

悲惨なコメント

某ジャーナリスト女史のブログコメントで、「○▼※☆◆」「ホニャララ」「トカナントカ」のつもりで、
bra-bra-bra
と書いたら「それって変態コメント」と本人から優しくご指摘をいただく。正しくは、bla-bla-bla (blah blah blah)だ。つまりですな、人様のブログで、
ブラジャー ブラジャー ブラジャー
と叫んで放置していたわけだよ。

しばらく、晒し者状態だったみたいだが、気がついた女史がコメントを削除してくれて事なきを得た(のか?)。でもねえ、同じ間違いに気付いていない方がまだ33700人も居るんだよねえ...。

って、言い訳にならんか。

WebサイトがWebサービスになるとき

(一部内容を加筆・訂正しました)
Read/Write WebのWeb 3.0: When Web Sites Become Web Servicesという記事がかなり面白い。Web 3.0という言葉は、ここではたまたま「主なWebサイトがWebサービスになる」ような時代を指す代名詞として使っているだけで、Web 3.0の定義を試みているわけではない。

Webサービス化の方向としては、大きく2通り、
  1. Amazon, Flickrやdel.icio.usのようにREST APIを用意してデータ提供
  2. Yahoo! PipesやDapperのようなマッシュアップツールを介して、独自のデータを公開
があるとひとまず整理している。

APIでも、Amazonのそれがカタログを公開する=自社の在庫を公開するのと、del.icio.usのように自社のデータを公開するのではなく、ユーザーから集められたデータを加工するのとでは対象がClosedかOpenかという点で違いがある。

次にAPI。Amazonはカタログを公開する=自社の在庫を公開しており、このようなAPIがProgrammable Webでまとめられているような400を超えるAPI群 - API文化を形成する。一方でdel.icio.us APIはAmazonのそれとは異なる。del.icio.us APIはdel.icio.usデータベースを公開するためのものではない。マッシュアップ・アプリケーションが記事を追加したりタグを更新したりするだけだ。del.icio.usデータベースで特定のデータ集合を得ようとすると、「Webサイトそのものに聞く」という行為が必要となる。つまり、API-lessということだ。

具体的な例を挙げる。del.ciou.usを使ってAlexaサイトを分類するDelexaはdel.ciou.usのAPIを使用しているわけではない。Delexaが扱うようなデータを提供するようなdel.icio.us APIは存在しないのだ。では、APIなしに彼らはどうやってマッシュアップを?

その答えだが、彼らは、
http://del.icio.us/tag/[タグ]
というURLをアクセスしてその結果を加工して付加価値を追加しているのだ。これ、つまり、「Webサイトそのものに聞く」行為を行うために必要なのが、Web Scraping(スクレイピング)という考え方。生HTMLから余分なデータを排除して加工する、言い換えると、非構造データを構造化する技術だ。Yahoo! Pipeを使ったことがある人なら、よりそのイメージがわかると思う。

これら、
  • Amazon E-Commerce APIのようなOpen API
  • Webスクレイピング技術やマッシュアップ
とが融合すると、主要WebサイトがそのまんまWebサービス化されるような世界になり、面白いんじゃないかというのが主旨。Webスクレイピング技術だけあればよくて、APIが不要という話ではないことに注意。それらは車の両輪の関係であるし、トランザクション処理を発生させるE-CommerceなどではAPIは必須だ。

もちろん、トラフィック増に備えるためのスケーラビリティが大きな課題であることや、他サイトのデータを勝手に再利用することの法的側面の解決が単純でないことは指摘されている。しかし、データをClosedで持つことよりもOpenにすることが優位な時代であると考えるならば、「Web 3.0」という呼び方はともかく、ビジネスで生き残っていくには検討に値する考え方だと思う。

蛇足だが、この記事ではマッシュアップと共にレバレッジ(Leverage)という言葉が使用されている。その名の通り、てこの原理というか自社の手持ちのデータは少ないのだが、他のサイトのデータを借りて付加価値を付け、さらに大きなトラフィックを得ようという考え方は、リスクが高くなることも含めて、まさにレバレッジという感じで面白いなと感じた。

Semantic Webという方向性は否定も肯定もされていない。ただ、理想を狙って規格でガンジガラメにしたOSI, CORBAの例を見れば、世の中、落ちるべきところに落ちるというか、歴史的には現実解が勝ってきたということには学ばねばならないだろう。「the term Web Services has been successfully hijacked from the SOAP/WS-* folks」とコメントにもあったが、SOAPはWebサービスをネタにしたこんな記事ですら話題に上らない。出るのは「RESTful/RESTful APIs」。最近のSemantic Web絡みでよく話題に出る、microformats, RDF, SPARQLはどうだろうか。「Web Scraping(スクレイピング)なんて邪道だ」と笑い飛ばせるかどうか...。

記事に対しては、歯ごたえのあるコメントもどんどん増えている(Web 3.0てゆうな!という声と、違法性に関するコメントが多いような)。

*訂正*
「Webスクラッピング」ではなくて「Webスクレイピング」の誤りにつき、訂正しました(はてブコメントで指摘いただいた方、ありがとうございます)

IEでGoogleVideo埋め込みが失敗する件

GoogleVideoが生成する埋め込み用HTMLコードを貼り付けた場合、Firefoxではちゃんとプレーヤーが動作するのに、IEではちゃんと再生されないことがある。Google Groupで調べたところ、
<embed style="width:400px; height:326px;" id="VideoPlayback" type="application/x-shockwave-flash" src="http://video.google.com/googleplayer.swf?docId=nnnnnnnnnnnnnnnnn&hl=en" flashvars=""> </embed>
のようになっている生成コードを、
<embed style="width:400px; height:326px;" id="VideoPlayback" type="application/x-shockwave-flash" src="http://video.google.com/googleplayer.swf?docId=nnnnnnnnnnnnnnnnn&hl=en" allowScriptAccess="sameDomain" flashvars=""> </embed>
とすればよいとのこと。

allowScriptAccessは、HTML パラメータ allowScriptAccessに対応するためのFlash7以降の機能で、always/sameDomain/neverの値をとる。メインのswf がバージョン 8 以降である場合は、省略時値が "sameDomain" と書いてあるので、上の指定は要らないような気がしたが、Bloggerテンプレート、つまり、HTML パラメータ allowScriptAccessによって省略時値が変わるということなんだろう。

GoogleVideoがIEでちゃんと動かない!という方はお試しあれ。


*参考*

レインマンに会いに行った男


(Link to GoogleVideo)

ダニエル・タメットという英国の27歳の若者はサヴァン症候群(Savant Syndrome)だが、自閉症を伴わないため、他の人とコミュニケーションができる。過去、NHK番組「ブレインマン」として紹介されたようだ。彼はサヴァン症候群の結果、100桁以上の暗算をこなしたり、円周率の記憶で記録を作ったりという超人的な脳を持つに至った。「πが美しい」とかしゃべっているあたり尋常ではない。さらにこのビデオでは、1週間でフィンランド語を覚えてしまう言語学習能力など彼の超人的能力を紹介するドキュメンタリーなんだが、僕が取り上げたのは別の理由。

彼はこのビデオ内で、キム・ピーク(Kim Peek)に会いに行く。キムはダスティン・ホフマン主演のレインマンのモデルになった人で、世界一有名なサヴァン症候群患者。自閉症でもある。ダニエルが「1979年1月31日は僕の誕生日なんだけど...」と言いかけると、キムは「2044年1月31日は日曜日」と即座に反応。他にも、本を読む時に右頁は右目で左頁は左目で読む様だとか、うまく言えないが、僕はキムの脳の神秘、ヤラセでない凄さの方に感動した。

*参考*

尚、ダニエル・タメットは昨年、本を出版している。翻訳されるという話もあるが、今のところは洋書のみのようだ。

Born on a Blue Day: Inside the Extraordinary Mind of an Autistic Savant : A Memoir
Daniel Tammet
Free Pr (2007/01/09)
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さくら夙川駅

本日、JR神戸線のさくら夙川駅が開通したので、夙川を散歩がてら見物してきた。例によってClickでスライドショーね。

From sakura_syukugawa

先月、JR東日本 駅発車メロディメドレーで首都圏の駅メロディの多彩さに圧倒された人も多いと思うが、JR西日本も負けてはいない。さくら夙川駅はコブクロの「」だ。電車が入る度に、
桜の花びら散るたびに、届かぬ思いがまた一つ ... ♪
となんともいえない響きのサビ部分が流れる。これは(・∀・)イイ!何より、コブクロファンにとっては聖地になるかも(笑) 周辺はまだ住宅街だが、夙川散歩の起点として便利な場所だし、京阪神観光の新たなコースとして注目されそうな予感。

*Related Post*

1000ドルのピザ登場

1000ドル(12万円)ピザ登場のニュース。
wcbstv.com - Luxury Pie: NYC Restaurant Offers $1,000 Pizza:
The pizza will be added to the menu at 'Nino's Bellisima,' one of Selimaj's six restaurants in the city. Forget traditional cheese and pizza sauce, the record-priced pie will be topped with creme fraiche, chives, eight ounces of four different kinds of Petrossian caviar, four ounces of thinly sliced Maine lobster tail, salmon roe, and a little bit of spice with wasabi.
ニューヨーク東73番通りと1stアベニューが交差するあたりにある、Nino's Restaurant経営者Nino Selimaj氏の発案。伝統的なチーズやピザソースを使わず、クリームフレッチェ(フランスの生クリーム)、エゾネギ、4種類の異なる(Petrossian社)キャビアが8オンス(228グラム)、スライスされた4オンスのメインロブスター、サーモン魚卵、スパイスとしてワザビを少々、という内容。

Nino Selimaj氏曰く、「数年前に高級アジア料理を紹介した時、中華料理に何百ドルも支払うなんてみんなの想像超えてたけど、今じゃニューヨークのホットドッグ並みに当たり前。高級ピザはそれに続くさ」。ちなみにこれまでの最高はロンドンの193ドルピザだったらしい。

同様の発想で、"Upscale Japan Cuisine(Beta)"と称して、1000ドルラーメン、1000ドルお好み焼き、1000ドルたこ焼きなんかをやればウケるかもしれん。

The State of the News Media 2007

2004年から始まった、PEJ(Project for Excellence in Journalism)による、State Of the News Mediaの4回目、2007年版だ。
Journalism.org- The State of the News Media 2007:
The State of the News Media 2007 is the fourth edition of our annual report on the health and status of American journalism.
見つけたところだけど、まずはリンクを掲載しときます。読者視点というより、広告収入といった経営面からも分析されていて、大学でメディア関係とか勉強してる人はよい題材じゃないかなあ。あと、メジャーなニュースWebサイトの具体的な評価がFlashベースの評価ツールが公開されているのも面白い(問題があるようで、日本時間3/14現在ちゃんと動かず、お詫びが掲載されている)。

報告書の方だが、パッと見で、新聞は当然ながら購読者数を年々減らしており、TVでも夜のニュースの視聴率が1980年あたりと比べると半減している。なんとなく安心する自分を発見。これからジワジワ読んでいきます。

時間のない方は、38ページからなるExecutive Summary PDFがあります。英語面倒という方は、Charts & Tables Indexにある図表をたどるだけでも雰囲気はつかめるかも。700ページを超える本体を印刷したいというツワモノは、ここからセクション単位で印刷できます。

SF者のクルマ



ネタ的にはちょっと古いが、Sci-fi社のCMから。こんなコがいたらもう後をついてゆくしかないっ(笑) Sci-fiは「サイファイ」と読むそう。一般的にはScience Fiction(科学フィクション)の略だが、Wikipediaによれば、フォーリー・J・アッカーマン(Forrest J. Ackerman)という方が、1954年にUCLAで「sci-fi」という言葉を使ったのが始まり....いや、やめとこう。Science Fictionの定義も議論があって(Definitions of science fiction)、ここは素人があれやこれや言うのはまずい。日本語での解説は
あたりをご覧ください。

最近とあるお医者様のブログで知ったのだが、SF者にとって犬の名前と言えば「クドリャフカ」らしい。でもって、このFlashも常識みたい。僕の知っているSF者は、7000冊くらいの蔵書があって、建物が傾くので大家から出て行けと言われた過去を持つ。うーん、SFオタク、もとい、SF者恐るべし。

QuotesBlog

QuotesBlogというブログを見つけた。

"Good English, well spoken and well written will open more doors than a college degree... Bad English will slam doors you don’t even know exist." -- William Raspberry

"Fail, fail again. Fail better." -- Samuel Beckett

*Updated*
2006年のBest of quotesはコレらしい。
Best Quote Of 2006?:
You know the world is going crazy when the best rapper is a white guy, the best golfer is a black guy,the tallest guy in the NBA is Chinese, the Swiss hold the America's Cup, France is accusing the U.S. of arrogance, Germany doesn't want to go to war, and the three most powerful men in America are named Bush, Dick, and Colon. -- Comedian Chris Rock

おい、世界は狂ってるぜ。最高のラッパーが白人、最高のゴルファーは黒人、NBAで一番のノッポが中国人で、スイスがアメリカカップを持ってて、フランスがアメリカを傲慢だと訴えてて、ドイツは戦争行きたくないんだと。でもって、アメリカ三大パワフル男の名前がBush, Dick, Colonときた -- コメディアン クリス・ロック
尤も、これは2001年の「You know the world is going crazy when the best rapper is a white guy and the best golfer is a black guy」にだんだん付け加えていったようだが...(Via Urban Legends Reference Pages)。

本から見た地球

Googleの技術者は面白いことを考えるなと感心した件。Google Book Searchにはいろいろな本が登録されているが、、それらの本で言及されている都市の出現頻度をプロットして各時代における世界地図を表現した。

bookmap
出現頻度が高いほど緑色が濃い。ロシアや中国よりもインドが濃いのは英語圏だからみたい。
Inside Google Book Search: Earth viewed from books:
I love data. That was no small factor in my decision to join Google. I started a month ago and have already learned a lot, but I wanted to try and put together many of the components I've learned to solve an interesting problem. So, last week I made one up: map the world, based on the frequency of its locations mentioned in books.

*Related Post*

Picasa Web Album無料版容量が1GBに

Google Picasa Web Albumにおいて無料で使えるディスク容量が200MBから1GBに増量されたようだ。個人的にはすごく助かる!
Picasa Web Albums:
More free storage

We've upped the free storage quota to 1GB (and counting!). That's enough room to post and share around 4,000 standard resolution photos.
これ以外に、Bloggerで写真をアップすると、Picasa Web Album内で“My Photos”というアルバムが作成されるようになったようだ。

反論理的思考

ビジネスの現場では、「意見が正しいかどうかでなく強いどうか」という現実には常に遭遇する。この本には意見を強くするための修辞技法がいろいろ解説されているが、コミュニケーションにおいて実践するというよりも、判断局面で言説から本質を判断する際の参考になりそう。あくまで思考法なので、
「これはルールなのでそちらの部署でも守って頂かないと...」
「何言うとんじゃ~、売上稼いでるのは誰やと思てんねん!」
「あ、それ、事情型の反論ですね。売上とルールを守る話は関係ありませんよ」
などとリアルワールドでやったら、辛い人生が待っている(笑)

論より詭弁 反論理的思考のすすめ
香西 秀信
光文社 (2007/02/16)
売り上げランキング: 2755

Super Google Maps

ぎゃあ!と言いたくなる程、ズームできる。

Super Google Maps

やり方はこう。
  1. サテライトビューを選択
  2. 「link to this page」をクリック
  3. URL欄にある、"z=nn"の部分を"z=23"とかに変更する
要は左の目盛りが何段階か増えるので、近寄れるということです。画像がまだ揃っていないので、こんな風に見えるのは世界中で何箇所あるかわからない。ニューヨークとかはまだだめ。すごいのを見つ
けたら報告します。

で、これ系ジョークがYouTubeに。



Via GoogleBlogoscoped
"holy shit.....!!"というコメントが衝撃を物語っている。

*Updated*
ここはレベル22だ。

47 Japanese Prefectures in 10 Minutes

アフリカ大陸には53の国々がある。10分あげるから答えてみ、っていうテスト。難しい...。

African Countries

[Via Digg]

で、都道府県版を作ってみた。ボケ防止にドゾ。
しかし日本人でもこんな状態だったりするのでどうなることやら...。

MS Paintでここまでできる

MS Paintでここまでやったとゆーことで話題になってる。



元々は「How to draw a car in MS. Paint」への回答として「Re: How to draw a car in MS. Paint」が2006/11/20に投稿され、これへの反響で気を良くした作者が3月1日に続編として投稿したのがこのビデオだ。

この作者とはドイツの22歳の若者、Raffaele君。自サイトにFAQを作ってくれている。
  • 元々のビデオ撮影時間は?
    → 6時間23分
  • BGMは?
    → System Of A Down - Lost In Hollywood (Album: Mesmerize)
  • 描いた車は?
    → スバルインプレッサWRX STI
  • どれくらいかかった?
    → 30時間くらい。(細部を描くための)リファレンスマニュアルの収集とかも含めてね。
  • ~してくれる?
    → 無償の仕事はやらないんだ。でも、メールをくれたら何が必要かはアドバイスできるよ。
  • MS Paint以外にも何か使うの?
    → うん。他の全ての絵はPhotoshop、3Ds MaxとOpenCanvasで描いた。
  • 描き方を教えてくれる?
    → まずGoogleでチュートリアルを探してみて。特定の質問ならメールで。
  • どうやって練習したの?
    → 数年かけて。学校とか先生に就いたりってことはしてないよ。

Storage 2.0 memo

備忘録代わりのメモ。
Six Free Online Storage ServicesによるStorage 2.0評価に、いくつか追加。

サービス名
無料で使える最大容量
最大ファイルサイズ
コメント
box.net 1GB
10MB
共有可(相手もアカウント登録要)
DropBoks 1GB
50MB
シンプル!
共有は実装中らしい
eSnips 1GB
不明
Beta. ソーシャル型(公開指向). Myspace連携
MediaMax 25GB
無制限
UIがイマイチ
OmniDrive 1GB
無制限
Zoho Office, Windows Shellと連携.
email経由でデータ共有
openomy 1GB
不明
シンプル.Uploadやや遅い?
Xdrive 5GB
無制限
AOLだ...
orbitfiles 1GB
30MB

VMNStorage 1GB
不明
専用デスクトップツール使用
Gspace 2.8GB
10MB
GMail用Firefox拡張.
base64エンコードされるので実質の最大容量、ファイルサイズは33%減。

本命のGoogle GDrive(Platypus)の噂があってから1年半経つ。
Google Addiction: GDrive wasn't such a bad idea....:
Friday, September 16, 2005
GDrive wasn't such a bad idea....
Google is making their own G: drive as we speak. You may think this is speculation... but there is lots of evidence to support the idea that google is really digging into 'Online Storage'...
去年の今頃 はエイプリルフールに出るんじゃ?と盛り上がっていた。昨秋には画面のリーク まであったのだが、なんか軌道修正してるのかな?パフォーマンスか暗号化か...もうそろそろ出てほしいね。

Google Traffic Maps

Google Mapsに交通情報が追加された。米国の大都市だけのようだ。

traffic information