梅田本、その後

梅田望夫さんのウェブ進化論がかなり売れている。アマゾンでも今日現在書籍総合で8位だ。すごー。内容が内容だけにバカ売れはないと思っていたが、カタカナで「ウェブ」とやったのも効果があったのかもしれない。恐らくIT業界より非IT業界の方が多く読んでいそうな気がする。さすがにこれだけ売れるとコメントもいろいろ出てくる。「Google絶賛」というのが目に付くけど、よく読めばそれは「たまたま今はGoogleが抜きん出ているだけのこと」だと描写されているはず。The Searchとか読んだら経緯はもっとよくわかる。

それはさておき、ITProで梅田氏のインタビューが掲載されている。読後の頭のマッサージ代わりに読んでおくといいかもしれない。
この中でいくつか印象に残った箇所を紹介しておく。
「ウェブ進化論」の梅田望夫氏が語る“Googleという隕石”(前編):ITpro:
ただApple社も、あちら側に渡れた会社ではありません。あちら側のサービスを示しながら、こちら側のハードウエア事業で儲けている会社です。
そう。これは「スティーブ・ジョブズ-偶像復活」を読んで、その意を僕も強くした。彼はやはり「箱」ありき「デザイン」ありきなのだ。そこには「製品」が必要。そして彼のターゲットはやはり恥を忍んで一度は助けてもらったマイクロソフトをPCで凌駕することであり、Googleには興味がないのだろう(尤もGoogle PCが出たらどうなるかわからないが)。「製品」という明確な形をほとんど示さない(ある方向に収束させない)Googleのやり方はゲイツ・ジョブズとGoogleは20年という歳月のカベを感じさせる。もう一箇所、
「ウェブ進化論」の梅田望夫氏が語る“Googleという隕石”(後編):ITpro:
ある人が印象的なことを言っていました。「アメリカは、モノを作らなくなったと思ったら、あちら側にこんなモノを作っていたんですね」と。つまり、Googleのことです。検索窓しか見えないので、なかなか理解しにくいのですが、これはモノづくりです。
「モノ」という言い方は適切ではないような気がするが、これはマイクロソフトの功罪を考えさせられた部分。以前から指摘しているように、彼らのやることは常に「Over Quality」つまりコテコテというのが目立つ。画面も機能もこれでもかというくらいコテコテにする。それが本質を見失わせる。Googleの検索窓の向こうにある世界は、それを見破った人だけに見えていたのだ。

ところで少し前に総務省のビジネスブログ・ビジネスSNSの活用事例(PDF)を見て、マイクロソフトの社員さんがブログを公開していることを知った。一瞬、「おっ!」と思ったのだが.....
過ぎたるは及ばざるが如し。一言、やりすぎじゃない?と思いましたが...。

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