Kiko and BizDev 2.0

Googleの第2四半期は前年度比で77%の収益向上だとかで、ますます存在感が強くなる中、Web2.0 StartUpsのひとつ、KikoカレンダーサービスがeBayで売られているというニュースがアチラでは話題になっている(開始価格はUS$50000なので安い買い物かも...)。GoogleがCalenderサービスを出したので勝てないと悟ったという見方がある一方で、いや、彼らはGoogleに買収してもらうことを考えていたけれども(GoogleがCalenderサービスを出したことで)意味が無くなったからさ、とか、単にビジネスモデルがまずいのさという見方もある。そーゆー一方で、Robert Scoble氏は"The bubble is back!"なんて言ってるし。

そんな中、Kiko共同創始者の1人、Justin Kan氏は「Actual lessons from Kiko」という記事をアップ。
jkanstyle » Actual lessons from Kiko:
Today I listed the main asset of our startup, our web calendar Kiko, on eBay (see the auction). Since we put the eBay post up, there has been much buzz on techcrunch, reddit, etc about Kiko going under. Many people have speculated heavily on why we failed, and, to my amusement, some have even blogged about lessons we can learn from Kiko.
ここで、彼は学んだこととして、
  1. Stay Focused(いろいろアイデアが膨らんでもブレるな)
  2. Hire Slow, Fire Fast(できるだけ雇うな、雇うなら短期間で)
  3. Cute hacks can cost you time(安易なハックは高くつく。最初から作れ、マジで)
  4. Make an environment where you will be productive(便利だからと言って在宅勤務は考え物)
  5. Get your investors involved(投資家をインボルブしとけ)
  6. Build incrementally(一度に作らず雪ダルマ式で)
ということを挙げている。で、これを追うようにHindsight 2.0: Lessons From A Failed Web 2.0 Startupという別のブログ記事が書かれたのだが、「Google Is The New Microsoft」とか「Even With Web 2.0, Popularity Won’t Save You(人気やPageRankなんか関係ないのさ)」いう悲観的なトーンがこれまた議論を呼んでいる。
これと関連すると思うのだけど、じゃあどうやってビジネス始めるねん?という疑問に対して、Flickrの共同創始者Caterinaタンが「BizDev 2.0」という概念を提唱。同意する声が結構ある。
要するに、アニメーションぐりぐりのパワポ作ったり、まずいコーヒーを飲みながら窓の無い部屋のカンファレンス出て、「シナジー」に似た言葉を探したり、超忙しい人にメールで返事くれと頼んだり、とかじゃない。Flickrを使った印刷サービスのQOOPの時みたいにAPIキーを提供して「あとはそっちでやって」というのが、時間をコストとして考えると2.0 的でしょと。顧客サービスもこんな感じで彼らはやってるわと。

また、Socialtwister 2.0 » Blog Archive » BizDev 2.0 - The Wet Edgeでは、「そうそう、Web 2.0ワールドのウエットエッジ(にじんだような効果がでる描画ツールのこと)はOpen APIだよな。開発者は表面積を増やし、ウエットエッジ下地(非Web2.0システム)との接点をうまく融合させるのさ」と述べている。

ちょっと感想。

でもねえ、データが必要でしょ。データを供給しないAPIなんて意味が無い。"Data is next Intel-inside"。だから、"Open API & Dataで時間を節約 - これぞ、BizDev 2.0。トフラーの時間税のこととモロにかぶってる気がする。それにEDIやSCMはBizDev2.0とは言わないのだろうか。B2Bが語られないのがどうにも気持ち悪い。接点(Contact Point)という意味では同じだろうに。

*余談*
Caterinaタンが「blogworthiness」って言ってるなあ。「ブログに書く価値がある」ってことか。*-worthinessって言葉はどれくらいあるんだろう? Credit-Worthinessは聞いたことあるけど。

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