CM1参上

CM1One Laptop Per Child Newsによれば、OLPC(One Laptop per Child)プロジェクト"CM1"(The Children's Machine 1)という名称で、いよいよ発展途上国での試作機テスト段階に入ったようだ。
$100 laptop trials begin within weeks - ZDNet UK News:
Project leader Nicholas Negroponte tells us that widespread field tests of the portable computers will start next month, with working devices set to roll off the production line in November
オリジナルのスペックはこれだが、試作機では、
  • 400MHz AMD Geode processor(元は366MHz)
  • 動画・静止画のためのPCカメラ搭載(解像度不明)
  • SDスロット
  • VoIP対応マイク・スピーカージャック(IP Phoneソフトは不明)
  • 1.7ミリ厚のプラスティック筐体(元は1.3ミリ厚)
といったあたりが変更になっている。OSはLinux。オリジナルのスペックの方に書いてあるけど、ダイバシティアンテナ搭載の無線LAN、3基のUSB2.0コネクタ、ステレオスピーカーなどはそのまま。

電源はニッケル水素バッテリを使うようだ。リチウムイオンは例の爆発事故の件など安全性などの面で課題があるので採用されなかった。あの象徴的な手動発電用のハンドル(クランク)はどうなったのだろう? これについては、Wikiに書かれている。
Hardware specification - OLPCWiki:
Where's the Crank? (you are asking...) Human power is still a major program priority! Inside the laptop isn’t always optimal as human power is not always required. Human power stresses components. The crank is great symbol, but not the most efficient for actual generation. We are performing human motion studies: legs are stronger than arms, but arms may be free while walking to school. AC Adapters are already located on the ground/ and floor. Several types of generators are under development, including one integrated with AC Adapter. More freedom of motion will allow for optimum power generation.
クランクは主たる問題として取り組まれている。人間の力は部品への圧力がかかり壊してしまう危険性があるので人間の動作を調べているところだとか。CM2では搭載されるのかな?

価格は$100ではなくて、まずは$135~$140くらいになりそう。このCM1は僕らでも購入できるようだ。選択肢は3つ。
  1. pledgebankで署名する。「10万人が賛同するなら、$100PCを$300で買う」と宣誓に署名することが条件。差額の$200は子供たちのための$100PC購入資金に充てられるというわけだ。
  2. 転売してもらう。子供たちだけでなく多少の大人もこれを入手する。ギフト用にいいってことで盗まれたりとかもあるだろう。そういうのがeBayで売られるのを待つ。
  3. CM1は子供達というより、発展途上国向けの標準セットになる可能性がある。だとすれば、1年かそこらしたら、CM1の一般消費者向け高機能版(Win?)が出るだろうから、それを入手する。
1が面白いので僕も署名しようとしたんだが、日本では使えないかなー?と考え中。それに、10万人中、3144人しか署名してなくて、あと96856人分足りないのだ。期限は10月だからダメっぽい...。日テレなんかは「24時間テレビ 愛は地球を救う」とかでアンガールズ走らせて見世物にしてないで、こーゆーのを支援したらどう?って思う。ま、ああいう番組に金を出すスポンサーもどうかと思うが。Profit目当ての広告であっても、大きくはCSR(Corporate Social Responsibility:企業の社会的責任)に制約される、という方向にならないかなー。ニッポンの現実的には特定企業(この場合はPCメーカーかな)を結果的にであっても攻撃することになるような活動はなかなか難しいらしいが(2輪の2スト→4スト化支援なんかも同じ理屈)。


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4 件のコメント:

ちゃめ さんのコメント...

 100ドルコンピュータ、こんなにカッコ良くなるのですか?
 驚きです。
 ウェブに繋げられるなら、子供向けのファースト PC として、先進国でも需要が有るような気がしますね。
 先進国には100ドル上乗せして売って、それで途上国向けを作ってもいいかも?
 クランクか足踏み発電機で電気を起こして、「電気はタダじゃないんだよ」って教えたりして(笑)。
 いずれにしても、この PC の企画には頑張って欲しいですね。

xpotechi さんのコメント...

うーん、良いことばかりでもなくて、影の部分もありそうです。ピンはねとか利権とか。ま、子供達にこれが行き渡ればそれはそれでいいんですが、その先にはもっととんでもないことが起こると思っています。
この続きはブログ本稿で~(笑)

cavacavien さんのコメント...

5年前か、友達の子供が誕生日にもらってたおもちゃPC(ネット接続不可)はこんなふうだったー。これほすぃ。かわいいもん♪

>その先にはもっととんでもないことが起こると思っています。

それを、期待しての壮大なプロジェクトなのでせうねえ。いろんな戦いがおきるんだろーなー>平和ボケ^^;

xpotechi さんのコメント...

cavacavienさん、ども!
おもちゃって、安く且つ、イマドキの子供が欲しがる程度に本物に似せないといけないので結構核心をついてるかもよー。