あっという間の出来事

おととい書いたように、O'ReillyとCMPが非営利団体にWeb2.0の商標を主張して弁護士まで差し向けた件で、怒りつつももうみんなシラけてしまったかも。IT@Corkとは話もついたようだが、O'ReillyとCMPが何を言おうが手遅れかもしれない...。Tim O'Reilly自身は休暇中のようなので、帰ってきたらどう発言するかには注目している。でも、みんなもう新しい言葉を模索したり、まあとにかく、夢から覚めたっていうか。

Buzz Wordと言われつつも、アルファなブロガー達が本当にこの言葉にそっぽを向きはじめているというのは重要なことです。この3日間は「Web2.0」という言葉は完全に死んだと、後から言われるかもしれないな。Start Upsは続くのだろうけど、この用語を最も利用していたVC達はどうするのだろう?

日本でも、むしろこれからWeb2.0を題材にしたセミナーとか記事とか出るんだろうけど、用語は考え直した方がいいんじゃないかな?
After Web 2.0:
Now that conferences get cease & desisted for using the term “Web 2.0” (and O’Reilly’s answer isn’t too convincing), I think it’s a great time to move on to other terms. Any suggestions?

*追記*
さすがのジョン・バッデルももてあまし気味かな。「Web2.0という言葉を所有したいわけじゃなくて、カンファレンス名称としての用途に制限をかけたいだけ」と、一応、O'Reillyを擁護してるけど、肝心のTimが休暇から帰ってこないと事態は収束しませんね、こりゃ。

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