歌うセールスマンの正体



2つ前の記事「歌うセールスマン」で報じたように、Paul PottsがB.G.T(Britain's Got Talent)で優勝しましたが、ビデオが出揃ったのと、経歴がある程度わかったので別記事としてアップしておきます。

決勝のビデオはこれ。Youtube行けば、すぐわかるんですけどね。

「歌うセールスマンの正体」という題名はちょっと大げさかな? 経歴はB.G.Tのサイトに掲載されているのを見落としていました(汗) 
ポールは28才の時にカラオケコンクールでパバロッティ役で初めてオペラを歌い、続けて、BarrymoreのMy Kind Of Music」(1999)に出演。ショーで得た8000ポンドのお金と貯金と合わせ、イタリアでいろいろなトレーニングを積む。

オペラクラスではパバロッティとカティアリッチャレッリ役に選ばれ、非常に印象を与える歌手でだった。ここにくるまでに既に2万フラン(500万円弱)をオペラ勉強に費やしている。英国では4つのセミプロ・オペラ(注:Bath-Operaのことか?)といくつかのコンサートを演じたが、最も輝かしい成績は、15000人の前でコンサートでオーケストラと共演したこと。虫垂炎にかかったときは腫瘍が見つかったが、良性で2週間後に復帰した。

しかし、彼は2003年のバイク事故で鎖骨を折り、オペラから遠ざかることになる。また病気によって金のやりくりに困るようになり、以後、オペラでパフォーマンスを発揮することはなかった。これが今回、B.G.Tに応募した動機だ。

彼は6年前、インターネットのチャットでジュリーと知り合い、4年前に結婚。Tescoの商品棚充填やインターネットショッピングの夜勤で働いた後、ケータイ電話の販売会社である、Carphone Warehouseで2年間(内、1年はマネジャとして)働いている。

これを読むとド素人ではないということはわかる。どちらかというと、成功の階段を上りかけていたオペラ歌手が、一旦は地に落ち、見事復活したというところか。僕としては予選時、あの手を横に広げた歌い方の方が好きだなー。あと、折角なら毒男だったら完璧だった?

*update*
えっと、Observer(Guardian Unlimited)のインタビューではプロ説を完全否定してます。
This is my lifelong dream, says the singing salesman | UK News | The Observer:
'My four performances with Bath Opera a few years back were all amateur. I am angry about this because I have never earned anything, although I did get petrol expenses a couple of times.'

数年前のBath-Operaでの4公演はアマチュア活動さ。僕は(プロだという主張に)怒ってるんだ。だって決して稼いだことなんて無いからね、ガソリン代を2回もらったけど。
セミプロですらないということか。

1 件のコメント:

Yasuro @ Lingua Espresso さんのコメント...

Paul PottsがBritain's Got Talentに初登場したときの様子のビデオを、英語の面から解説した記事を書きました。トランスクリプトつきです。よろしければご覧下さい。

イギリス人の歯並びと鳥肌