歌うセールスマン

他でも取り上げられているけど、とても気に入ったんで埋め込んでおきます。魂を揺さぶるとはこのこと。2000人強の観客のスタンディングオベーション、審査員の表情に注目。



このビデオは英国のタレント発掘ショーである"Britain's got Talent"の場面。審査されているのは、サウスウェールズのモバイルフォン・セールスマンであるPaul Potts。プロ達と比べてみるのもよいだろう。実はPaulも一時期はBath-Operaというところのメンバーだったらしいが、その経歴を割り引いても価値があると思う。彼はCarphone Warehouse勤務(安月給とか?)の傍ら、Onecompare.comのMobile PhoneフォーラムにおいてPottsy12というハンドル名で活躍していたようだ。放映の後、Post for Pottsyというスレッドが設置され激励のメッセージが書き込まれている。

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Celebrity Blogで、「熱意と声の才能は違う。プロとして人前に出るならあと5年は修行が必要だね。でなきゃ、趣味でやってろ」というコメントがあって非難轟々だったのだけど、一番最初の書き込みなので、釣り認定されてたり。

カメラワークなんか見るとヤラセか?と疑わせるような部分もあるが、プレ・オーディション段階でスタッフは「こいつはウケるぞ」と気がついていたはずなので最初からカメラにも指示してたとも解釈できる。いずれにせよ素人と思うし、事実、プロのオペラ歌手ビデオと見比べると発声が明らかに違う。しかし、だからこそ凄いというか、プロの声は「さすがだねー、旨いねー」って思うけどそれだけ。勿論プロを評価するのは別の部分なんだろうが。プロオペラ歌手の人はこれをどう観ただろう。「ふん」と鼻で笑ったんだろうか?

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digitalspyフォーラムでは、turandotというハンドル名の人が「芸術を完全にすべく努力している他の歌手らを侮辱している」「だまされるな、彼は失業した(低級の)プロシンガーだ」とPaulをこき下ろしている。"Somewhere Over The Rainbow"を歌った6歳のconnieの方が「才能や質的に上で、彼女を選考すべきだ」とも。うーん、冷静に考えるとそうなんだろうが、エンタメだしねえ。

とにかく、決勝(Final)は6/17 8:00pm(日本時間6/18 5:00am)からだ。対戦相手は人形使いのDamon Scottだ。Go Paul!

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Paul優勝。再びNessun Dormで勝負したようです。この記事の写真がいいねー。

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8 件のコメント:

ちゃめ さんのコメント...

審査員の表情の変化がすごいですね~。
すばらしい。

xpotechi さんのコメント...

Amanda Holdenがちょっと好きになったかも(笑
時間が経つにつれネガティブな意見も出てますが、彼のせいでオペラに関心を持つ人が増えればそれはそれで良いことだと思います

cavacavien さんのコメント...

コニーちゃんみてたら、ルネ・シマールを懐かしく思い出してしまいまひた^^

xpotechi さんのコメント...

コニーちゃん、かわいいけど、正直、才能あるのかどうか僕にはわかりませんでした(汗

りんもん さんのコメント...

おお~全然関係ないけれど、ルネ・シマールに反応してしまった!
僕シングル持っているんですよ。
東京国際コンクールで優勝したときの。何故に日本語で歌ってるのかなあって、不思議でしたけれど。

Yasuro @ Lingua Espresso さんのコメント...

Paul PottsがBritain's Got Talentに初登場したときの様子のビデオを、英語の面から解説した記事を書きました。トランスクリプトつきです。よろしければご覧下さい。

イギリス人の歯並びと鳥肌

xpotechi さんのコメント...

Yasuroさん、ども!

Transcriptありがとうございます。僕のような素人には完全に聴き取るのは難しかったですからねー。特に"Ok, we're ready whenever you are."とか"Neither was I!"みたいな、短くてさらっと終わる部分。

Yasuro @ Lingua Espresso さんのコメント...

ご参考になったら幸いです。私のブログは、単に表面的な言語の次元にとどまらず、文化面まで立ち入った記事が満載であることを身上としています。これからも機会があったら、また是非覗いてみてください。

http://linguaespresso.at.webry.info/