11/15のYouTube Top 20のうち、75%がUGC(User Generated Content)だったという話や、お仕着せのコンテンツから無限の選択肢への流れ、利用者におけるフィルタの必要性などを、図表を使って順番に説明し、
- ビデオ需要は増す
- 皆の嗜好はどこかで食い違うので、ニッチコンテンツにも居場所がある
- 旧タイプのクリエーターは、古いコンテンツを再配布することはできるけれど、UGMにシェアで負けるかもしれない
- 新しい競争者としてのStartUpsは現れるだろう
- 集約とブランド価値は、コンテンツの選択部分で急激に高まる
- Online video 'eroding TV viewing'
- Let’s Just Declare TV Dead and Move On(TechCrunch邦訳:テレビは死んだ。次行ってみよう)
前述のTechCrunch記事にもあるが、もはや「いつ」という時期だけの問題なので、大手広告代理店など既存権力はどう準備しているのだろうか。彼らは国家権力の中枢まで入り込んでいる。裏社会とも通じていることも想像がつく。先日も元公安調査庁の部長ビデオで裏社会と芸能関係が関係していることは明言されたところだ。こういう勢力を含めた既得権側は必死で既得権を守ろうとするのが自然なので、法整備も含め、ありとあらゆる策を講じてくると思える。ダウンロード、海賊版は禁止 政府、著作権法改正を検討という24日のニュースも、そういうことを見越しての動きだったりして。で、それを破壊してくれるのは、既存の与党でも野党でもないだろう。出でよ、第3勢力って感じだな。
おまけ
CGM(Customer/Consumer Generated Media)という商売っ気アリまくりの言葉よりも、UGCという表現の方がいいね。去年のWeb 2.0カンファレンスでそっちがメジャーになったと思っているんだけど、日本ではCGMの方が多用されてるな。