ドイツ・フランクフルトのある21歳の若者が今年のはじめに白血病で亡くなった。彼の名は「Trainrider」。彼は危険な
Train surfingが子供の頃から好きだったようだ。
Train surfingとは走る電車の「外側」に乗る遊び(貧困でやむを得ずというケースもあるが)。落ちて足を無くした子供もいるし、BBCでも南アフリカでのTrain surfing問題を報じている。
これを読んでみると、子供が自分の存在を主張したい、或いは、死を恐れないほど「楽になりたい」と思う気持ちが強いといった、子供を取り巻く社会的・家庭的要因も背景にあることがわかる。
このドイツの若者はどうか? 彼は死を覚悟した昨年、時速330kmで走るICEにも「ライド」している。「一番好きなことをやりたい」と言った結果がこれだったそうだ。上のビデオもそうだが、彼が亡くなった事を
報じているYouTubeビデオには、いろいろな列車でサーフィンする彼の楽しそうな彼が映っている。
(当たり前だが奨励しているわけではない、為念)