ソーシャル化したNing

Ningでは、登録されているWeb 2.0タイプのアプリケーションやソースコードをコピーして自分のサイトで使ったり、Google MapsやFlickrとマッシュアップ・アプリケーションを作ったりすることができる。Netscapeで有名なマークアンドリーセンが立ち上げたサイトだけに最初は注目を浴びたが、やはり登録されているアプリケーションの数が思うように増えず苦戦していたようだ。原因の一つにはphpソースしか受け付けないというのがあったようで、.netアプリとかJavaアプリも登録できるようにすると言っていたが、未だにphpだけのようだ。

どうなるのかなーと思っていたら、開発者よりもソーシャル・ネットワーク化の方へシフトしたみたい。トップページのキャッチも「Ning - Create your own Social Websites!」となっている。つまり、典型的なソーシャル・アプリを用意するから、どんどんコピーして自分のサイトを作ってちょうだいねと。サブドメイン名も好きなのを用意してあげましょうと。

現在、
  • Flickrのようなソーシャル写真サイト(Ning Photos)
  • YouTubeのようなソーシャルビデオサイト(Ning Videos)
  • VOXやMyspaceのようなソーシャルネットワーク型サイト(Group)
といったキラーアプリがあり人気を博している。物は試しということで、sevendegreesphotos.ning.comを作ってみました。3分で作れるよ。

Ning Photos

基本機能はかなり充実しているので単純にコピーするだけでも十分使える。さらにカスタマイズも可能だし、凝れば相当なWeb 2.0サイトを手にすることができると思う。仲間内での写真やビデオ共有サイトならこれで十分じゃないかな?

無論、以前からの機能(開発者によるソースコード付アプリケーションの提供と共有)も存続している。はてさて、今回のソーシャル化はNing起死回生の一発となるか?

Related posts: