風車を求めて

今日は午前中から風が強かった。ふと、風車が勢いよく回ってるのではないかと思い、風力発電の風車を求めてググる。お!千葉県の飯岡にあるゾ、と、ここまではよい。

時間帯が悪かった、というか、無計画すぎた。日没までに目標に到達せず遠くからかろうじて写真が撮れただけ。悲しいくらい小さく写っているでしょ.... ううう、悔しい... 追い討ちをかけるように最終バスに乗り遅れるという大失態。土日はバスが5時くらいで終わってしまうことをチェックしてなかったのだよ。

またリベンジします  orz....

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さて、風力発電とか新エネルギーに関する情報はNEDO:新エネルギー・産業技術総合開発機構にいろいろと掲載されている。
代替エネルギーという意味では、なにせ風任せで不安定だし、結果、火力発電に比べると1.5倍から3倍のコストがかかると書かれている。電力自由化の折、電力会社としてはクリーンというだけで採算が取れなければ二の足を踏むのは当然だ。また欧州と日本の風は特性がかなり違うらしく、宮古島の災害ではバキッと折れるいという、設備破壊のリスクもある。
日本の気候に負けるな : 環境ルネサンス : 特集 : YOMIURI ONLINE(読売新聞):
沖縄県・宮古島は台風の通り道だ。2003年の台風14号(9月11日)の強風は特にすさまじく、島内に7基あった風車は倒壊などの被害を受け、全滅した。
さらに「環境にやさしい」はずが、多くの野鳥を死に追いやっているとか景観問題も引き起こしているとの記事がある。これも読売から。
野鳥の衝突 防ぐ難しさ : 環境ルネサンス : 特集 : YOMIURI ONLINE(読売新聞):
発電用風車に野鳥が衝突する事故は、世界各国で発生している。「米国では年間3万5000羽が死んでいる」(カリフォルニア州エネルギー委員会)とい う。日本国内でも風車が増えた1995年ころから報告され、2004年以降オジロワシだけで5件の死が確認された。
しかし、こういう状況が最近は少し変わってきているのかもしれない。今までは欧米のプロペラを輸入していたのだが、日本企業が自ら開発をしだしている。また設置場所が悪く、十分な風が吹かずに想定した電力が得られなくなることを避けるために、風力を予測するシミュレーションの技術も発達しているとのこと。出力平準化のための蓄電池導入も検討され始めている。そんなこんなで、参照記事によれば2010年までは建設ラッシュだそうだ。最新の状況という意味では、経済産業省の新エネルギー部会の資料にいろいろある。
などなど。

但し、新エネルギーといっても、当然ながら様々な利権が絡んでいる。風力はよくわからないが、お国のさる筋の情報によれば、某大手広告代理店や「や」の付く人が周辺をウロウロしているらしく、土木利権や設備関係利権など、まあ他の世界と違いはないようだ。前の二階大臣も「新・国家エネルギー戦略」を2030年をターゲットにして(=予測不可能なので誰も反対できないのがミソ)作らせたようだけど、大臣も代わったことだし、これの扱いはどうなるんだろうねえ...?

個人的には小型風力発電には興味アリ。石原都知事が都内のビルの屋上に太陽電池併用のハイブリッド型を義務付けてくれないだろうか。あと、Hybrid Solar Lightingなんかもね。世界一イカした都市になるんでないかい?