「Web進化論」を読んだという人は周囲でも結構増えてきた。イノベーター理論で言えばEarly MajorityからくらいのところからLate Majorityに差し掛かる頃だろうか。最近はトンデモな人も読み出しているようで、わけのわからない、批判のための批判とかあるんですが、下記は「Web進化論」というよりも、R30氏の恒例(笑)「Web2.0の終わり」へのコメント欄にあったものでとてもよくできてる。有名なブログなので読んだ人も多いかもしれない。もしかしてコメントの主は
こんな記事を書いている栗原さんの知り合いでは?と思ってみたり。とりあえずリンクをクリックして全文を読んでみてくださいな。
[R30]: Web2.0の終わり:
広告の経済規模と申しますと6兆円でGNPの1%あまり、
比率は天地創造より概ね変わることが無いのでございます。
さらにその半分はSPなのでいわゆる広告といいますと都合3兆円。
つまるところ買物した時に出る小銭を頂戴する乞食商売であります。
<中略>
ですから、Web2.0と職人共が乞食長屋でクビをつき合わせて飲み明かしたところで
長屋の虱が増えるだけで一つも良くなりはしません。
梅田餅太郎とかいう寺子屋を開いております浪人様がなんとかこの乞食長屋と
旦那衆を繋ごうと奔走されておりますが一度乞食をするとなかなか
立ち直れないものだと申します。さて、どうなることでありましょう。
私などは旦那衆と大きく出るよりも市中でコツコツ商いをしたほうが良いのでは
ないかと思うのですが。
本文と同じくらい楽しめるコメント、それがコメント2.0(笑)
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それはそうと、本日出た「
グーグルGoogle―既存のビジネスを破壊する」(佐々木俊尚著、文藝春秋)を購入して読みました。国内でのエピソードなんかがいろいろちりばめられているので、具体的にGoogleが自分達にどうかかわってくるかという意味ではイメージしやすいと思う。ただし、Web進化論同様、前からGoogleを見ている人には新しい話というのはないような気がしました。
*追記*アマゾンでいきなり在庫切れになってますねえ(汗)皆さん、不安なんだろうか...。