もう一つの「食の安全」

新年早々あんまり縁起の良い話ではないが、餅で窒息される方の話から。

年末年始になるとコレは必ずニュースになる。今年もそうだった。さすがに少し気になって厚生労働省の統計表を調べてみた。


下は「第1-32表 不慮の事故の種類別死亡数・死亡率(人口10万対),年次別」より。

2001年
2002年
2003年
2004年
気道閉塞を生じた食物の誤えん
4223人
(3.4人/10万人)
4187人
(3.3人/10万人)
4207人
(3.3人/10万人)
4206人
(3.3人/10万人)

「気道閉塞を生じた食物の誤えん」とは、何か食べ物で窒息したという分類。勿論、餅だけではない。
で、もう一つ。このニュースを。
2006年の交通事故死者、51年ぶりに6千人台前半
 昨年1年間の全国の交通事故死者数は、前年より519人(7・6%)少ない6352人で、1955年の6379人以来、51年ぶりに6000人台前半にとどまったことが警察庁のまとめでわかった。
食べ物を飲み込めずに窒息する人々は、交通事故死の66%だということだ。比較年度が2年違うが、傾向を知るという意味ではたいして違いはないだろう。少なくとも国内では、事故による生死に関する限り、ノロウィルスよりよっぽど真剣に考えなければならない話だろう。

「食べ物による窒息」ということに対しては、将来重大な被害をもたらすかもしれない、残留農薬等による恐さとはまた違う意味で考えねばならない「食の安全」という分野があるのではないか? 将来ではなく、現在の話だからねえ。餅事故関係も、報道の仕方がそろそろマズイんじゃないかな?

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