秒読みする地震速報

すごー! 「震度6弱、13秒後、10、9、8、7...」と秒読みで警報を出してくれるシステムが出ている。「緊急地震速報システム:CatFish」というんだそうです。ケーブルテレビ局がセンター装置を設置していれば、各家庭の2万円くらいの親・子機で対応できるとのこと。
実際にこれを使っている家庭が地震に遭遇した場面がYouTubeにアップされてる。秒読みがすごいリアル...
初期微動S波(7km/sec)と横波主要動S波(4km/sec)の差を利用して検知するんだそうだ。2つの波を利用しているだけに震源に近いほど差がゼロに近づくので、震源地真上なら間に合わない可能性はあり得る。しかし低価格化含め、ここまでできるようになったのはたいしたもの。

こういうサービスがあるとまさに地域密着というケーブルTVの存在意義が出てくる。新聞購読は数年前に止めてネット中心の生活に移行しまったが、誰かも言っていたように、世界で何が起きているかよくわかるようになる反面、地域のニュースやイベントに無頓着になる傾向があるみたい。十年後の人々のスタイルは、ネットとケーブルTVとラジオだけというようなものかもしれないな、と、ふと思ったり。