FF3はIE7の10倍速い?

最近はSafari 3.0.4betaをメインで使っているんですが、Webkitが話題になって以降さらにJavascriptエンジンの最適化が進んでいるみたいて、Firefox3のNightliy Build (PGO版:プロファイラによる最適化版)は、IE7のなんと10倍のJavascriptパフォーマンスを叩き出しているっていうのでちょっと報告。

Firefox 3 Performance Gets a Boost:
1 Firefox 3 Nightly (PGO Optimized): 7263.8ms
2 Firefox 3 Nightly (02/25/2008 build): 8219.4ms
3 Opera 9.5.9807 Beta: 10824.0ms
4 Firefox 3 Beta 3: 16080.6ms
5 Safari 3.0.4 Beta: 18012.6ms
6 Firefox 2.0.0.12: 29376.4ms
7 Internet Explorer 7: 72375.0ms
テストはSunSpider JavaScript Benchmarkによるもので、5回テストの平均値。同一Windows PCで計測されたとのこと。各値のリンク先を辿って頂くとわかりますが、FF3とIE7の10倍もの差は特に文字列操作で顕著で、30倍もの開きがある。ブラウジングが速くなるというより、Javascript実行の部分なので、例えばGoogle MapsのようなWeb2.0アプリがサクサク動くってこと。

YouOSGoowyeyeOSStartForceといったWebTopも今以上に現実味を帯びてくると思うし、Googleがこの分野に乗り出す日も近い? IE7が遅いのはWebTop時代を遅らせる - Windowsという既得権益を守る - という隠れた狙いがあったりして(笑)