スシエコノミー

The Sushi Economy: Globalization and the Making of a Modern Delicacyの邦訳版。4年前にSCMの話になった時、某氏に「んー、○○さん、マグロが店頭に並ぶまでを知ってます?」から始まって完全に力不足を思い知らされ、「この人の前で二度とSCMと口にするまい」と誓った日のことが脳裏に蘇ってきた。

シンプルな寿司の裏側に世界が見える。例えばマネー・ローンダリング(資金洗浄)は知っていても、マグロローンダリングは知らないっしょ? マグロ洗浄 = ブラシでゴシゴシ丁寧に洗うこと。いや、違う違う(笑) 

このブログを読む人なら、次のフレーズで読みたくなるかもね。
マグロの消費の風景が地球全体に広がる中で、バザール型の信用と工場生産型の信用のどちらかを関係者は選ばなくてはならないだろう。
煽ってるけどマジでお薦め。店では勝間和代サイン会やってたけどそれも無視して一点買い(笑) 訳もこなれていて出張の新幹線で一気読みしました。インターネット上でググってみたけど、あんまり書評がないのは何故なんだろう? ちょっと不思議。

スシエコノミー
サーシャ・アイゼンバーグ
日本経済新聞出版社
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余談。そういえば、先日、マグロよりカツオ、近海物食べ自給率アップを…水産白書というニュースがあったが、水産白書そのものを読めばわかるように、そんなことがテーマとして書かれているわけではない(カツオは大好きだけど)、というか、クロマグロ養殖の状況はもちろん、原油価格高騰が及ぼす影響や、ローンダリングの元になる違法漁業の実態とかもっと面白い且つ本質的な内容が書かれている。

どーせなら水産白書へのリンク貼れよ、と思ったが、考えたら紙媒体原稿そのままだし仕方ないか。

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