Auld lang syne

紅白の終わりは蛍の光。何気なく聞いているこの歌をベトナムの方々がパーティの終わりによく歌おうという話になるんだけど「んー、別れの歌だしちょっとねー」と思っていました。ところがこれはスコットランド民謡で元歌のAuld lang syneの詞は旧交を温めあうといった内容。希望に満ちた前向きの歌だったんですねー。

2009年のGoogle予測とか

Google Operating SystemのAlex Chituによる、2009年のGoogle予測。全部で16項目。

  • Google Chromeのシェアは10%
    → ムリだろーという声多し
  • Live Searchの位置が確固たるものになり、Google検索エンジンのシェアは相当量下がる
    → 根拠としては、Yahoo買収によって検索結果が向上するとか、PCベンダへの働きかけでLive Serach Tool Barをバンドルさせるから、とか
  • Googleヘルプフォーラムをインプリメントするのに用いられているQ&Aサービスは、Googleアプリケーションの一部になる
  • GrandCentralがGmailと統合され、米国内で一般公開される
  • Googleは多機能フォンと非アンドロイドスマートフォン向けのモバイルブラウザを立ち上げる
  • Google Bookmarkは、階層化ラベル・共有オプション・より直感的な視覚化が追加され、ブックマークの管理面が改善される
  • GoogleはChrome機能のいくつかを他のブラウザにもたらす
  • Google翻訳は多くのGoogleサービスとアプリケーションにシームレスに統合される
  • Google Readerはコミュニティで共有される人気記事を表示し、それをOPML形式で直接購読できるようになる
  • Google Maps Live。世界中のWebカメラを公開するサービスで、Google Earthや最近のカスタムマップやレビュー、マップ編集のためのタブを含む
    → これはヤバそう...
  • Googleコンタクトはアプリケーションから分離され、高度な検索やコンタクトデータの同期に対するオプションを提供する
  • Chromeを推進するGoogleの努力はGoogleについて人々の認識を変え、ますますマイクロソフトと関係するようになる
    → 競合するという意味だと思う
  • マリッサマイヤーを含み、注目される多くのGoogle従業員が会社を去る
  • App Engineの全機能がリリースされることで、Google Appsが再び面白くなる
  • ログインユーザーのためのパーソナライズ検索広告
  • OneGoogle。全てのGoogleアプリケーションを統合する新しいインターフェース。タブを新しく開いたり作業を中断することなく、Gmail, Google Calender, Google Docsを行き来できる
    → これはGoogle日本のトップ画面のことか?

うーん、あんまり、おおーっというのは無いですねえ。Google Maps Liveはストビューより大きな騒ぎになるんじゃないか?

2009年なんて目の前を見てんじゃねえ、という向きは、以下がよろしかろう。
138ページからなる、PEW/INTERNETによる、2020年のインターネット予測だ。

ひとつ前のバージョンである、The Future of the Intenet IIが2年前に出たときも、このブログで紹介しているので「ああ」という方もいるかもしれない。今回は、モバイルデバイス、公私行動型社会、音声認識(ほんまか?)とタッチUIの台頭とか、著作権を巡る戦いは相変わらず続くとか、まあそんなの。ちょっと古いが、Use of Cloud Computing Applications and Services (pdf)なんてのも見つかる。


*Updated 1/1/2009*
マリッサメイヤーの離脱の噂はあるみたいだね。しかし、彼女の笑い声がこんなのだったとは知らなかった。ちょっと、アレな感じ。
Marissa Mayer's 2009 Resolution: Leave Google:
What will Google be like without Marissa Mayer, the glamour nerd whose goofy laugh so neatly captures the search engine's adolescent awkwardness? We'll know soon. We hear the company's 19th employee is planning her goodbye.





Windows 7 beta 1

Windows7 Beta1がリークされたみたい。スクリーンショットが記事になってるすなー。レビューまで出てる(汗 レビュア曰く、ベータ1としては出来栄えは過去最高とか。

ただ、スパッと突然出すGoogleと違い、チラ見せでユーザーの気をそそるのはMicrosoftの常套手段なので今回のが本当にリークかどうかはわかりません。Googleが今月初めにリリースした、Native Clientをきっかけに、「Chrome+Native Client+Gears=WebOS」というムードが出てきてますが、てゆーか、John BattelleはChromeが出た日に「間違えんなよ、これはWebOSだ」と言ってますが、とにかく、その姿が出てくる前にMicrosoft的には勝負を賭けるって感じですか?




「ハウルの動く城」のような本

出張の新幹線の中で読もうと思って買ったのだが、これが大当たり。

言語学者である金田一先生の授業を受けているような錯覚から、やがて文化人類学や、潔癖症のような強迫神経症の精神病理面での考察を経て、ヒトの原初的段階にさかのぼる深い考察へ入っていく。境界人(トリックスター)のくだりでは先日亡くなった飯島愛さんのことが脳裏に出てきたり、ベトナムで食した孵化しかけたタマゴのくだりは自分にも経験があって「うえっぷ」となったり、なんだかんだで最後はちょっとした旅行をした気分になれた。

まあページ数からは想像もできない、「うにうに」と読み進められる感覚は、著者が冒頭で述べる通り「ハウルの動く城」のような本でもある。激しくオススメ。

「汚い」日本語講座 (新潮新書)
金田一 秀穂
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おすすめ度の平均: 5.0
5 金田一秀穂学、ここに極まれり!


ここまで来たらと、ジュンク堂で下記を購入。こちらはアチラの国の方による翻訳本。古代ギリシャ・ローマから現代の北米の衛生信仰まで、キレイ・キタナイの変遷が書かれている。論理的な考察というより、あーだった、こーだったという状況説明が主でやたら風呂ネタが多い。なんと大スキピオ(スキピオ・アフリカヌス)の名前まで登場する。「オックスフォード大辞典に"bathroom"という言葉が掲載されたのは1972年」といったトリビアみたいな話も多数。

ちょっと値段は高めだが、ネタ本としてもいいかも。


図説 不潔の歴史
キャスリン アシェンバーグ
原書房
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久々に書く記事のネタとして「キタナイ」三昧はどうかども思ったが、まー、いいよね。ちなみに僕は潔癖症にはかなり遠い気がする。だからこそ、面白く読めたのかもしれんなー。


竜安寺

最近更新をサボってます。いや、仕事の方が結構佳境に入っておりまして...。
先週土曜日は息抜きに仕事場のメンバー達と竜安寺に行ってきました。紅葉も終盤だったけどとても綺麗。

しかしPhoto blogみたいになってきたなー(汗



ベトナムも12月(当たり前)

ベトナムは12月でもそれほど寒くなく、僕にはちょうどいいくらい。

世界的に不景気になりつつあるこのご時勢でもベトナムの物価は上がっており、行く先々で「えー?」ということが多かった気がする。足のマッサージで30ドルのチップを要求されることもあれば、約600円で3時間ボートを漕いでくれる人達も居る。ホーチミン空港ではペットボトルの水が3ドルもした。持てる人々と持たざる人々。中国のようになっていくんだろうか。

From ベトナム12月