BOSSが来た

Yahoo! Searchが、"Build your Own Search Service"を合言葉に自身の検索エンジンインフラ - つまり、Yahoo! Search index - へのAPI経由のアクセスを完全公開した。名づけてBOSS。このAPIを通じて、自分のサイトの内容とマッシュアップしたり、元の検索ランキングを変更して表示したりできるようだ。PythonのMash-up用ライブラリもリリースされている。
Yahoo! Search Blog: BOSS -- The Next Step in our Open Search Ecosystem:
Today, Yahoo! Search is taking another step in extending the Yahoo! Open Strategy with the launch of Yahoo! Search BOSS, a web services platform that allows developers and companies to create and launch web-scale search products by utilizing the same infrastructure and technology that powers Yahoo! Search.
百聞は一見にしかず、ということでBOSSを使ったいくつかの事例が既に紹介されている。
  • hakia
    セマンティック・サーチエンジン。膨大なWebの意味解析を効率よくするためにBOSSを使っている。
  • Me.dium Search
    BOSS APIを併用したソーシャル検索エンジンのプロトタイプ。
  • Daylife
    関心事をトラッキングするための、俺バージョンDaylifeを作ることができる。Web検索にBOSS API使用 (個人的にはこれが気に入っている)
  • Cluuz
    関係する写真やタグ・クラウドなどを検索結果に同時表示することで、わかりやすい検索結果をもたらすことを目指している、次世代狙いの検索サイト。BOSS APIからのリアルタイム検索結果を分析。
ここまでやるとはねえ。こりゃすごい、というかなりふり構わずというところなのか。NetAppicationsのマーケットシェアを見たらそういう気持ちになるのも無理もないかもしれない(コチラの遷移の方も面白い)。Google寡占化が進む検索エンジン業界では、とにかく秩序を破壊する戦略を採るしかないということなのだろう。
Googleもカスタム検索を可能にしているが、Google自身の検索indexを公開しているわけではない。自社のコアを公開する戦略は今年の5月に発表された、SearchMonkeyが第一弾なのだが、これに続いてBOSSは第2弾ということになる。

下はSearchMonkeyの紹介ビデオ、いまさらだけど、これはこれで面白いと思う。

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