The New Foo » My Response.:1/14 追記
Yesterday an unfortunate incident occurred on Digg where a patently false accusation was made against me. Due to its inflammatory nature it was voted “thumbs-up” evidently without much investigation by many digg readers.
勘違いでした、スマソ。Patently(明らかに)を「特許の」と訳したのと、Steve Mallettがdiggの人と思いこんだのが勘違い(泣)。極めて初歩的なケアレスミスでした。「とりあえず書いとく」なんて、ちゃんと読んでから書くべきでしたね。
それはそれとして、内容は結構面白い。オライリーのライターであるSteve Mallettが、LinuxFilterとかiTunesLove用にdiggからCSSとHTMLをパクったんじゃないか?という非難記事が発端。steveexposedというdiggユーザーが、自分がBloggerに書いた中傷記事を自作自演でsubmit(diggにポストする)しました。
Steve's Theft:これがもうすごい反響、というか結果的に多くの人が釣られた模様。Steveの疑いは晴れたようですが、中傷記事があっという間に広がったことで、digg自体のダークサイドというか、「悪意の情報流布に弱い」のはWeb2.0共通の問題じゃないのと指摘されたりしてます。日本では2ちゃんねるで皆既に学習済みなのでこういうことにはならないと思うのだけど、こういう面ではアメリカは遅れているのかもしれないねえ。
Steve Mallett from O'Reilly has stolen digg's code
It seems Steve Mallett, (writer for O’Reilly) has copy-and-pasted digg's CSS and HTML directly into his own digg clone sites. Then decided to SPAM O'Reilly sites on digg. Don’t worry, I have proof:
真相はDigging The Madness of Crowdsに書かれています。
- iTunesLove.comとLinuxFilteはオープンソースのPliggで作られている。
- PliggはスペインのDiggクローンである、Menéameを元にしている。
- MenéameはDiggのCSSをコピーして使っている。
メディアという意味では、第1報が真相であるとは限らないのでSlashDotとかBoingBoingは新しい情報が入ったりすると訂正はまめに行われています。裁判で負けたとか、明らかなウソだったとか、余程のことが無い限り、訂正記事を載せない(或いは載せても隅っこに小さく掲載)既存メディアと違って、CGM/UGMというのはダイレクトに批判される分、真面目だと考えることができます。Diggには悪意だったり間違った情報がsubmitされると訂正しようがないので、これはこれでDiggの方では改善策を考えているみたいですね。
余談ですが、Pliggは知らなかった。これはこれで面白そうだ。
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