このビデオは英国のタレント発掘ショーである"Britain's got Talent"の場面。審査されているのは、サウスウェールズのモバイルフォン・セールスマンであるPaul Potts。プロ達と比べてみるのもよいだろう。実はPaulも一時期はBath-Operaというところのメンバーだったらしいが、その経歴を割り引いても価値があると思う。彼はCarphone Warehouse勤務(安月給とか?)の傍ら、Onecompare.comのMobile PhoneフォーラムにおいてPottsy12というハンドル名で活躍していたようだ。放映の後、Post for Pottsyというスレッドが設置され激励のメッセージが書き込まれている。
- icWales - Welsh Talent star wows Cowell
(初出と思われる) - PaulのMy Spaceページ(あっという間に1031 friends)
- 6月9日のことなのに、もうWikiPediaにエントリーができてる
- 6月14日の準決勝で歌ったTime To Say Goodbye
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Celebrity Blogで、「熱意と声の才能は違う。プロとして人前に出るならあと5年は修行が必要だね。でなきゃ、趣味でやってろ」というコメントがあって非難轟々だったのだけど、一番最初の書き込みなので、釣り認定されてたり。
カメラワークなんか見るとヤラセか?と疑わせるような部分もあるが、プレ・オーディション段階でスタッフは「こいつはウケるぞ」と気がついていたはずなので最初からカメラにも指示してたとも解釈できる。いずれにせよ素人と思うし、事実、プロのオペラ歌手ビデオと見比べると発声が明らかに違う。しかし、だからこそ凄いというか、プロの声は「さすがだねー、旨いねー」って思うけどそれだけ。勿論プロを評価するのは別の部分なんだろうが。プロオペラ歌手の人はこれをどう観ただろう。「ふん」と鼻で笑ったんだろうか?
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digitalspyフォーラムでは、turandotというハンドル名の人が「芸術を完全にすべく努力している他の歌手らを侮辱している」「だまされるな、彼は失業した(低級の)プロシンガーだ」とPaulをこき下ろしている。"Somewhere Over The Rainbow"を歌った6歳のconnieの方が「才能や質的に上で、彼女を選考すべきだ」とも。うーん、冷静に考えるとそうなんだろうが、エンタメだしねえ。
とにかく、決勝(Final)は6/17 8:00pm(日本時間6/18 5:00am)からだ。対戦相手は人形使いのDamon Scottだ。Go Paul!
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Paul優勝。再びNessun Dormで勝負したようです。この記事の写真がいいねー。
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