Day Blog (schoolyard subversion):
TLH kindly provides help on how to keep up with all the basic subjects (English, History, Math, Science, Art, etc.) -- few of them recommend opening up a textbook or taking a class. Instead, unschooling focuses on the learning opportunities that surround us.
I learned English not from school, but by writing emails and this column, as well as reading heavily. When I tell this to other students, they say: 'Oh, I wish I could do that, but I don't have enough time.' Well, if they don't go to school, I'm sure that they'll have much more. It's quick and painless: just read interesting books and write about things that you're interested in. Keep doing it and your writing is sure to improve -- no pain or struggle involved.
学生時代はバイトと遊びに明け暮れ気がついたら社会人。当時の友人もそれ関係ばっかり。その頃はネットもなくメディアも限られていたので今みたいに刺激を受けてどうこうという機会もなかった。「必要に迫られて」というのは確かに効率的だ。僕も英語や数学や歴史に「本気」になったのは社会人になってからだ。恥ずかしい話だけど、for stetementが積分だと気付いたときの脱力感といったら...(笑)
歳を取ると知る。何を知るか?一般的にはそれは知恵だったり知識だったりイケナイことだったり(笑)するけど、僕は「自分がモノを知らなさすぎるという事実を、止め処もなく知る」のだと思っている。昔なら学校に入りなおす機会も図書館通いをする時間も持てず、生きる糧を得ることへのプレッシャーと残された時間の少なさに絶望するしかなかったかもしれない。でも時代は変わったのだ。今はネットがある。Googleがある。Blogがある。知れば知るほど知らないという事実はどんどん増幅され、それが「知りたい」という欲望に変わり、ネットを調べ、本を読み、人と話をし...と回ってゆく。ここに書かれているようにその過程に「痛み」は伴わない。インターネットに善と悪はあるだろうが、自分は善の恩恵はかなり受けている方だと思うなあ。
古代ローマの事だってWikiPediaから辿っていけばいろいろ調べられるし、ガリア戦記をラテン語で読むこともできる。その頃の食生活はどうだったのかとかも調べられる。何度か紹介しているNASAのコンテンツだって、あれだけのものを見たら大抵は科学に興味を持つでしょう、フツー。「ウェブ進化論」は学校のことまでは書いていなかった気がするが、高速道路が敷設されて一定のレベルまでは簡単に到達できるようになる(そこから先が本当の勉強)というのは、こういう「学ぶ」分野でまさに実感できることだろうし、それによって教育や学校の概念が変わってゆくとしてもさして不思議は無い。
まあ、こんな背景があるから5年以上も前の「UnSchooling」という言葉に引っかかったわけだ。先生方が君が代だどーだとか、小泉がドーダとかハンタイハンタイと叫んでデモをするのも勝手だけど「学ぶとは何か?」についてもっといろいろ議論してほしいね。「教職という既得権を守る」観点ではなくてね。
冒頭のコンテンツは2001年で更新が止まっているが、Unschooling.comとか、Unschooling Blogとかがある。まかり間違えると戸塚ヨット系とか、はたまた変な宗教系にいってしまう羽目になる危険性もなくはないが、長期的には学校という存在もDisruptionされることになるかも、って思っておいたほうがいいかもしれない。
UnSchoolingは日本では殆ど言及が無いが、問題領域として、似たような所を突いていらっしゃると思ったコンテンツを紹介しておきます。
- Zopeジャンキー日記 :なぜ学校より塾や予備校が優秀なのか
- 刮目(かつもく)日記 - [教育] 「ウェブ進化論」から学校を考えてみると
- POLAR BEAR BLOG: 「教育コンテンツ」は無料化を避けれるか?
- ウエブ進化論 梅田望夫 書評カフェ
[Unschooling]