新聞離れが急激に進んでいるようだ。予想通り、インターネットを多用していると思われる、40代以下が激しい。男子は95年から比べると半減に近い減り方だ。他、テレビやラジオの調査も掲載されている。詳しくはNHKサイトへ。
調査期間、調査目的、調査事項、調査方法、調査相手、有効調査相手数、曜日別指定サンプル数、有効サンプル数構成比、指標の定義、行動分類、調査票見本と、必要事項は全部揃っている。与えられた条件において、信頼に足りる調査であると言える。だいたい実感と一致してません?グラフからすぐ読み取れることは10年後にはもっと悲惨な状態になっているだろうということ。
一方で先日笑ってしまった読売新聞の見出しを再度引用しておきます。
新聞の特殊指定「存続」84%望む…読売世論調査 : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞):
インターネットなどの普及により多メディア時代になっても、「新聞は必要」と考える人は計93%に達した。
面談方式調査で「あなたの意見はどっちでもいいが、誰かは新聞を必要としてるでしょ?ね?」と聞いて回答した人の中の93%なのかな?(笑) 10年前なら多少は騙せただろう。今はこういうネタは逆効果なのだよ。恥ずかしくないのかね、というか、朝日同様さらに信頼を落とすだけだと思うが。
僕は別に新聞が無くなればよいと思っているわけではない。読むに値しないから購読しないだけ。中立や絶対正義なんていうのはあり得ない。なのにその場限りの偽善的な内容や嘘、記者クラブ等には辟易とする。中国から要請されて、さも識者の意見かのごとく社説を書いたりとか。「自らの視点・スタンスを明らかにし」堂々と偏向記事を書けばよいのだ。誰だって自分の考えを肯定してほしいとどこかで思っているはずだから。
*Updated 3/27/2007*