2つのOSがハイプを引き起こす?

明日だ。10/18(日本時間10/19)に、コード名Gutsy Gibbonと呼ばれていたUbuntu 7.10がリリースされる。以前と比べて機能追加された点は、
  • ハードウェア管理の改善。Plug&Playでプリンタを使えるようになった、とか
  • 複数モニターのサポート
  • Windows互換性。NTFSを含むWindowsディスク領域に対し、読み書き可能に
  • Compizによる3Dなど、ユーザーインターフェースの拡張(下のビデオ参照)
  • デスクトップ検索
  • 著名なFirefoxプラグインの自動インストール
など。New York Timesも、Windows Vistaへの反発の動きや、「Ubuntuが(Compizのことだと思うが)アイキャンディ(見るものの興味をひく視覚的効果)を用意するぜ」と報じている。確かにCompizは役に立つかどうかは別に、Vistaを圧倒するだけの視覚効果はあると思える。

また、10/26リリースと時期的にほぼカブる、Mac OS X Leopardが300を超える新機能ということで様々なブログで取り上げられているが、この2つのOSでちょっとしたハイプを形成する気がする。Mac Nanoのウワサもあるし、これがもしも、Multi Touch UIだったりしたらもう大変なことになる。いや、実際にはHD-less程度かなと思えるが...。

Ubuntuの方は既に次に向けた動きもあって、10月末から11月にかけてUDS(Ubuntu Development Summit) 2007がボストンで開かれ、今後のロードマップが話し合われるとのこと。UbuntuはWindowsと比べて進んでいたりまだ未実装の部分があったりするが、ものすごい速度でその差を埋めていっているようにみえる。日本語ローカライズ版もほどなくして出ると思われるので、Ubuntu Japanese Teamのページをチェックするとよい。オープンソースなので感謝と貢献の気持ちでね。まあ、僕に出来ることは自分で使ったり、こうやって広めることだけだが。


どーでもいいが、気がつくと右上のGMail容量が約3.6GBに!ひいい...