Google Drive - GDrive

GoogleAnalystDay3/2にGoogleがアナリストデーを催した。この時のプレゼン資料だが、最初はpptだったらしいのだが内容が一部修正され、現時点はPDFで公開されている。

Findory.comのGreg Lindenによれば、スライド19、20と31が注目だそうだ。スライド31ではGoogleの新しい製品開発における哲学として、「CPU、記憶装置、通信帯域、収益化について最初は無視する」と述べ、スライド20(pptのnote部分)では「世界の全て - 部分ではない - の情報を得ることを計画している」と言い、スライド19 (やはりpptのnote部分)では、彼らのワークが無限のCPUパワー・通信帯域・記憶装置によって如何にインスパイアされるか - 「体験は瞬間である」と述べたとのこと。

さらに、彼らは全ての利用者のファイル・メール・Web履歴・写真・ブックマーク等などを100%格納し、どこからでもどんな媒体やプラットフォームからでもアクセスできるようにすべきと考えている。人々のデータのオンラインコピーがゴールデン・コピー(マスター・コピー)であり、ローカルマシンのファイルはキャッシュのようなものになることを望んでいるようだ。そして、その先には「透過的パーソナライゼーション」 - 場所や媒体に関係なく透過的にユーザー体験を最適化することを見ているらしい。でも、Google Watcherはかなり前から皆そうだと感じているはずで、今回、具体的に彼らの口からそれを聞いたということか...と思っていたら、あった!「Google Drive」「GDrive」というキーワードが。

Googleが用意する「アチラ側」の容量無制限GDriveにデータを置いておけば、Googleの無限のパワーを使って、世界中のどの環境よりも速く柔軟に透過的に安全にデータを処理できるようになる。そうなれば自分でサーバーやソフトをを購入してECサイトの環境を構築するなんて馬鹿馬鹿しい - まさにここにもチープ革命がやってくるのだろうか? そういえば、GMailは既に無料のメールサーバーとして開放されているのだ。知らない人が多いけどね。僕がもし起業したら自前でメールサーバーなんか立てずに真っ先にこれを使用するだろうな。

問題のスライド19のノート箇所だが、Gregの記事のコメント欄にアップされている

いずれにせよ、一見の価値あり。

その他、有名どころも皆、言及されてるようですね。

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