Amazon S3の実力

最近は、これは!というスピーチはリアルタイムでブログ更新されるようになっている。昨日行われた、WWDC07のジョブズのKeynoteスピーチもそう。satomi氏リアルタイム翻訳(GJ!)のGizmodeとかEngadgetとかね。

一方でちょっと風変わりな実験が行われたようだ。
Live Events - Nashville SEO, SEM, Internet Strategy and Web Design:
Sitening will have live coverage of Steve Jobs' WWDC07 Keynote on June 11 from 10:00-11:30AM (PST). We will be broadcasting the coverage on both Twitter and Amazon S3 (for those who want to follow the live coverage on a web page).
TwitterとAmazon S3(Simple Storage Service)の2種類を使って、いわゆるインフラテストをやったっちゅーことです。Twitterは自身の能力の問題なので置いておくとして、面白いのはAvailability=Three Nine(可用性99.9%)を保証する商用サービスであるAmazon S3を使ったライブブロギング。



上のような感じでライブブロギングが行われたわけですが、結果、1時間半の統計としては、
  • 7枚の写真
  • 130のテキスト記事投稿
  • 20000 ビジター
  • 50000ページビュー
  • 500万httpリクエスト(15秒単位の自動リフレッシュ込み)
  • 47GBの転送量
  • コンテンツは17KB、イメージは200KB
となり、S3は転送量課金なのだが、これでたったの$10(1200円)だったそうだ。明朗会計、後腐れなし。用途にもよるだろうが、いよいよ所有するITの時代が遠ざかっていく足音が聞こえてくる感じだなー(おっと、AmazonもGoogleも使っていない「SaaS」なんて言葉で呼ばないこと)。

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