著名Webサイトの可用性

4月12日にリンクだけ紹介したDowntime in 2007 for the Alexa top 20 websitesだが、2007/1/1 ~ 3/31のダウンタイム値なので、軒並みThree nine (99.9%)以上と可用性となってしまい、あまり参考にならない。そこで、2006/4/1 ~ 2007/3/31の期間で可用性(availability)を表にしてみた。並びはAlexa Top 20の降順だ。

サイト名
ダウン時間
(2006/4/1-2007/3/31)
可用性
yahoo.com
1時間22分48秒
99.984%
google.com
19分
99.996%
myspace.com
16時間42分
99.809%
msn.com
34時間9分99.610%
ebay.com
14分99.997%
youtube.com
23時間52分99.728%
facebook.com
3時間00分99.966%
wikipedia.org
21時間19分99.757%
craigslist.org
8時間7分99.907%
live.com
34時間42分99.604%
amazon.com
2時間55分99.967%
blogger.com
24時間40分99.718%
go.com
13時間5分99.851%
aol.com
19分99.996%
microsoft.com
26分99.995%
cnn.com
37分99.993%
comcast.net27分
99.995%
imdb.com9時間54分99.887%
flickr.com
58分99.989%
photobucket.com
4時間41分
99.947%

ダウン時間のソースはPingdom GIGRIBに掲載されているデータ。各サイト名をクリックすると、元データを見られるようにしてある(GIGRIBは"Green Is Good, Red Is Bad"の略)。

ダウンの判定だが、Pingかと思ったらそうではない。サイトの説明によれば、HTTP HEAD要求を投げ、応答が402, 404と5xx以外なら稼動していると見做すとのこと。また誤差をなくすために1度のやりとりではなく、一定の時間窓を設定し、その範囲で60%がダウンを示す値なら「サイトがダウンしている」とマークされる。

これを見ると、Yahoo(Three nine), Google,Ebay(Four nine)はトラフィック量を考えるとやはりすごい。aolやMS本家、CNNなどもFour nineだ。また、ECサイトを作ったことがある方なら、あのてんこ盛りの機能で本格トランザクションシステムのamazonが年間通じて99.9%以上だということにも感心すると思う。一方、Google系列とはいえ、YouTubeやBloggerは「うーむ」という印象。Bloggerは途中から動的コンテンツに変わったので一概に言えないけどね。

尤も、このモニタリングシステムには盲点がある。障害時や保守時に「修復中です」などのアナウンスページに即座に切り替えるシステムがあると、HTTP応答としては正常なのでダウン中とはカウントされないということ。よって、そういうことも含めた「可用性」なので過信しない方がいいだろう。

ところで、このデータを提供してくれているPingdomというサイトは、サービス監視をテーマにした珍しいというか面白いWeb 2.0 Start upだと思う。応答時間などの情報をメール通知してくれたりするフル・サービスの他、今回利用したPingdom GIGRIBは、監視データを無償で利用できる。専用クライアントをダウンロードして、任意のサイトを10個までを登録できたりするようだ。Royal Pingdomというブログも他にあまりないWeb運用ネタが多く、たまにチェックすると拾い物記事が見つかるかも。例えば、Google's Next-Gen of Sneakernetとか。